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第12期Aコース研修生 クイーンズランド州出発レポート

第12期Aコース研修生は、オーストラリアのクイーンズランド州に向けて令和6年1月19日(金)に出発しました。


【クイーンズランド州】

東京から約9時間かけてブリスベン空港に到着し、ブリスベン市内の到着オリエンテーション会場兼宿舎に移動しました。午前中は荷物整理等、移動後の休憩も兼ねて、宿舎でゆっくり過ごしました。到着日は、クイーンズランド州の夏の気候の中でも、特に蒸し暑い日だったため、日本との寒暖差に驚いている研修生もいました。

レポート写真01 ブリスベン空港到着時の様子

昼食後のオリエンテーションでは、クイーンズランド州教育省や現地サポート機関の方々から温かい歓迎を受けました。その後のオリエンテーションでは、研修生と同じように、10代で留学した社会人の方から、留学中の経験をお聞きしました。全く英語が話せなかった時期に、どのような努力をしたかといったことや、異文化の中で生活するに当たってどのようなことに気を付けたかといったことを聞き、研修生は真剣にメモを取っていました。講話の後は質問タイムが設けられ、研修生はホームステイでのコミュニケーションや学校生活について、積極的に質問をして、留学生活開始前の不安や疑問を少しでも解消しようとする姿勢が見られました。


レポート写真07
オリエンテーション会場にて

レポート写真08
到着オリエンテーションの様子

オリエンテーション1日目の終わりには、研修生同士で意見交換をする時間が設けられました。初めにアイスブレーキングとして、話す側と聞く側に役割を分けて以下のテーマに沿ってペアトークを行いました。

「今何を感じているか。」

「これまでの事前研修で学んだことは何か。また、自分自身に起こった変化は何か。」

「留学終了時はどのような自分になっていたいか。」

英語話者として、話す側は、アイコンタクトや姿勢、声の大きさに気を付けながら話し、一方の聞く側は話された内容について、リアクションをしたり、相槌を打ったりすることを意識してペアトークを進めていきました。

ペアトークの後は、研修生のみで1つの大きな円を作り、「今の自分が思っていること」について共有する時間としました。留学生活に対する期待や不安を語ったり、次世代リーダー育成道場というプログラムを通して出会えた人々や支えてくれた方々への感謝を述べたり、「自立」や「責任感」といった点で自分自身の成長を実感したという思いを語り合ったりしていました。高校生で留学をすることについて、研修生それぞれが様々な想いがあることが分かり、これからクイーンズランド州で過ごす11か月間に対して覚悟をもって臨もうとしている様子がうかがえました。


レポート写真09
ペアトークの様子

レポート写真10
円で話す様子


オリエンテーション2日目は、教育省や現地サポート機関のスタッフからの留学に向けての心構えや注意事項について具体例を通して学び、研修生からは、緊張感ももちつつ留学生活を充実させようとする姿勢が見られました。

現地での到着オリエンテーションは、半年間の事前研修を乗り越えた仲間として、またこれから11か月間の留学という同じ課題に取り組む仲間として、研修生同士がお互いに対する理解を深めることができる貴重な機会となりました。

 

昼食後は、滞在する地区であるブリスベン近郊、ゴールドコースト、サンシャインコースト、トゥーンバ、ケアンズ方面にそれぞれ分かれて移動しました。研修生は、待ち合わせ場所に迎えに来たホストファミリーとの対面に、笑顔で挨拶を交わす様子が見られました。




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