令和4年3月27日(日)、第10期生Aコースがオーストラリア留学に出発しました。留学先は、クィーンズランド州及び南オーストラリア州です。次世代リーダー育成道場として、約2年ぶりの留学となりました。
入国に必要な準備は、以前よりも複雑化し、ワクチン接種証明書やPCR検査の陰性証明を取得することに加え、令和4年2月からオーストラリア入国のためにDPD(Digital Passenger Declaration)に申告することが必要となりました。
研修生は、これらの手続き、入国審査を通過し、オーストラリアの地を踏むことができました。
到着後は、オリエンテーションに参加し、現地機関の方から現地校での生活やホームステイ先での過ごし方、留学中に気を付けなければならないこと、緊急時の連絡先などについての説明を受けました。英語で説明を聞くことで、研修生は、留学生活が始まったことを実感したようです。また、留学経験のある大学生と交流する機会があり、友人の作り方や勉強の仕方など、留学当初の不安について相談することができました。
大学生からは「困ったら一人で解決しようとするのではなく、周囲の助けを借りて過ごしていくとよい」というアドバイスをもらい、研修生は安心した様子でした。 最後に研修生から、今後の留学に向けてのスピーがあり「様々なことに挑戦していきたい。」「夢の実現に近付くために頑張りたい。」などの意気込みを述べていました。
オリエンテーションの後は、ホストファミリーとの対面でした。ホストファミリーの方々は、2年ぶりに留学生を受け入れることに対し、「東京都の留学生を受け入れることを大変楽しみにしている。」とお話しされていました。研修生は、少し緊張していましたが、ホストファミリーと出会うと、ほっとした様子で笑顔がこぼれていました。
研修生は、現地校の2学期が始まるまでの間は、語学研修に参加します。
日本で学んできた英語で自分を表現する力を試すとともに、街を散策するなどオーストラリアの文化に触れながら、語学のスキルアップを図ります。
これから令和4年11月までの8か月間、研修生は、ホームステイをしながら現地校に通い、様々な力を身に付けていきます。研修生が様々なことにチャレンジして、困難にぶつかってもそれらを乗り越え、大きく成長して帰国することを期待しています。