帰国前に、集合研修「特別プログラム」を各留学先国で実施しました。特別プログラムで は、「グローバルリーダーシップ」をテーマに、グローバル市民の考え方や、リーダーとし て必要な資質・能力等を身に付けることを目的とし、現地の大学や企業関係者、大学生等に よる講義やプレゼンテーション、ディスカッション等が全て英語で行われます。また、研修 生は、自身の留学生活を振り返り、留学を通して得た考え方や意識の変容等の成果を共有し、今後の目標と具体的行動を設定します。

アメリカに留学している研修生はアリゾナ州立大学、カナダに留学している研修生はブリティッシュ・コロンビア大学にて、各大学の学生の案内によるキャンパスツアーを行いました。大学の入学担当者からは、学部や海外からの入学状況の説明を聞き、大学生からは海外大学を選んだ理由や専攻学科、大学生活や将来の目標などについて話を聞くことができました。

アリゾナ州立大学キャンパスツアー

大学生との交流

大学教授や観光局副社長等による講義では、「グローバリゼーションとグローバルリーダーの理解」、「持続可能性」などをテーマとした講話を聞き、研修生は現代社会が求めるリーダーやその必要性について自分の考えを述べていました。また、アメリカでは市庁舎訪問を行い、テンピ市の多種多様な人種や生活に対応する取組から、国際環境における市政が担う役割について学びました。

大学教授による講義

市庁舎訪問

現地で働く日本人や外国人をゲストに迎え、海外で働くことのやりがいや人生の目標などについてディスカッションを行いました。最終日には、「私の使命　～留学で得たもの～」をテーマに、特別プログラム期間に作成した提示資料を使い、全員がプレゼンテーションを行いました。

ディスカッション

プレゼンテーション

アメリカ

カナダ

全ての留学プログラムを終え、アメリカに留学している研修生は６月７日（金）に、カナダに留学している研修生は６月30日（日）に、無事、帰国しました。