１月１９日（金） 成田からブリスベンへ

オーストラリア・クイーンズランド州に留学する研修生は、成田空港で家族や友人、学校の先生に見送られ出国しました。出国時は、別れを惜しむ姿が見られましたが、時間が経つにつれ、新しい生活に向けて緊張しながらも、希望にあふれている研修生の様子が見られるようになりました。

１月２１日（日） 到着オリエンテーション２日目・ホストファミリーとの出会い

現地サポート、交通機関の利用方法、次世代リーダー育成道場のルールの確認（グループワーク）をしました。また、決意表明の時間では、「前向きに行動する。」「一生懸命に勉強する。」「様々なことに挑戦する。」など、これからどのように行動していくかを一人一人が考え、英語で各自の意見を述べました。

終わりに、研修生代表が関係者の方へ感謝の気持ちを表し、「困難があっても乗り越えよう。」と、仲間に向かって力強く語りました。その後、研修生は、それぞれのコースに分かれ、約１年間を共に過ごすホストファミリーの元へ元気に出発していきました。

翌週から、多くの学校が始まり、スクールコーディネーターと時間割の相談や、制服の購入の準備をします。

１月２５日（木） 成田からアデレードへ

見送りの方々との別れを惜しみながら、研修生は元気にオーストラリアのアデレードに向けて、成田空港を出発しました。途中、ブリスベン空港での乗継を経て、日差しがまぶしい南半球のオーストラリアに無事に到着しました。

１月２６日（金） 到着オリエンテーション１日目

オリエンテーション及び宿泊会場であるTAFE SA Regency Campusに到着後、研修生は、昼食をしっかりとり、つかの間リラックスすることができました。昼食・休憩後は、移民博物館に行き、アボリジニーの歴史や文化、南オーストラリア州の地形の成り立ちや地質について、ガイドの説明を聞きながら見学しました。これから留学生活を送る地域の歴史や文化を知る機会となり、地域への理解や愛着心をもつ機会となりました。

１月２７日（土） 到着オリエンテーション２日目

午前９時、現地関係機関の一つである南オーストラリア教育省のウェルカムスピーチで研修は始まりました。スピーチでは、歓迎の言葉とともに、以前留学していた第３期生や４期生の留学中のエピソード、これから留学を始める研修生への期待が述べられました。

続くオリエンテーションでは、アデレード市を中心とする南オーストラリア州の特徴や生活習慣、学校生活について学びました。休憩時間には、パネルトークに参加した現地高校生のシリア人３人と、共通する趣味や授業のことなどについて談笑する様子が見られました。

最後に、研修生が一人ずつ、留学中の目標や心掛け、取り組むことなどについて発表し、留学に向けた強い意志を新たにしました。

１月２８日（日） 到着オリエンテーション３日目・ホストファミリーとの出会い

午前９時、送別会では、日本からの引率者や現地関係機関スタッフから研修生に向けて激励の言葉が述べられました。研修生代表は、留学の心得として、常に「感謝」の気持ちを忘れないで何事にも前向きに取り組みます、と話しました。その後、一人ずつ名前を呼ばれ、ホストファミリーと対面し、次世代リーダー育成道場第６期研修生として、約11か月の留学生活を始めました。