アメリカ合衆国・アリゾナ州に留学する研修生は、家族や部活動の仲間、学校の先生、多くの方に見送られ元気に出国しました。
始めに、現地受入機関のスタッフから、留学中の研修生を担当するバイリンガル・カウンセラーやコーディネーターの紹介、現地での生活をよく知るために、アリゾナの気候や食事、地域の文化や産業についてのプレゼンテーションがありました。
続いてのプログラムでは、留学を開始するに当たって、自分の目標や留学に期待すること、不安に思っていることなどをグループで共有しながら、スタッフが研修生にアドバイスしました。また、留学プログラムのルールや、学校・ホストファミリーとの決まりなど、留学生活を安全に、かつ円滑に過ごすための知識やアイディアについて、オンラインを活用してクイズをしたり、スキットに取り組んだりして、自分たちで場面をイメージしながら考えていました。
プログラム終盤では、研修生一人一人が自分の留学のスローガンをポスターにまとめ、英語で発表しました。最後に、研修生代表が、「目標を高くもち、それに向かって努力していくことを忘れない。」と決意を述べました。
その後、待ちに待ったホストファミリーとの出会いに歓喜し、それぞれの留学生活をスタートさせました。
学区ごとの日程で登校が始まりました。通学の手続きや履修科目の登録を済ませた後、早速授業に参加した研修生もいました。体育館の広さ、教室数、生徒の人数、何もかもが大規模なアメリカの学校に興奮した一日でした。
【1月の留学状況報告書より】
アリゾナ州の留学生が出発してから約3週間後、アメリカ合衆国・ミシガン州、イリノイ州に留学する研修生が、成田空港に集まりました。研修生たちは、多くの方に見送られ、シカゴ空港に向けて出発しました。
到着オリエンテーションでは、まず留学における目標設定を行いました。また、ホストファミリーとの生活や、社会生活に関する説明が行われました。研修生は、家族ごとにルールがあることや、家族との時間を大切にすること、自分の気持ちや考えを相手に伝えることの大切さを再確認することができました。学校生活に関する講義では、授業への出席や、課題の提出、クラブ活動に積極的に参加するように話がありました。研修生は、留学先ならではの学校生活をとても楽しみにしている様子でした。
オリエンテーションの締めくくりとして、研修生一人一人が「留学における目標」についてポスターを作成し、英語で発表しました。
その後、研修生は、約1年間を共に過ごすホストファミリーと対面し、笑顔でそれぞれの滞在先に向けて出発しました。
通学が始まりました。新年度の開始に合わせて、他国からの留学生と一緒にオリエンテーションに参加しました。担当の先生と面談しながら時間割を決定したり、キャンパスツアーで学校の施設を見学したり、施設の使い方の説明を受けたりしました。
【1月留学状況報告書より】
カナダに留学する研修生は、成田空港で家族や友人、学校の先生に見送られて出国し、翌日カナダのバンクーバーに到着しました。到着後、1日目の到着オリエンテ―ションが始まりました。カナダの文化や生活についての説明を聞き、夕食後は、ブリティッシュ・コロンビア大学の学生との交流会が行われ、カナダの学生生活についての情報を得ることができました。
2日目の到着オリエンテーションでは、日常生活でよく使われる簡単な英語表現や授業選択時の注意事項を確認しました。また、体調を崩した際どのように対応すればよいかなど、具体的な事例を挙げながら説明がありました。
オリエンテーションの最後に、東京都教育委員会の引率者が「東京都の代表として悔いのない留学生活を送ってください。」と激励の言葉を贈ると、研修生たちの表情は一層引き締まり、決意を新たにしていました。
研修生が留学生活を送る地域は、バンクーバーからフェリーに乗って、1時間40分ほどのところにあるバンクーバー島です。島到着後、バスで地区ごとにホストファミリーの住む街へ向かいました。緊張気味の研修生たちは、ホストファミリーたちに温かく迎えられ、それぞれの家庭に移動しました。
翌週から、多くの学校で新学期が始まり、スクール・コーディネーターと時間割の相談をしたり、制服の購入の準備をしたりしました。
【1月留学状況報告書より】