第5期生Aコース出発レポート
~オーストラリアへ出発~
1月20日 成田からブリスベンへ
大きなスーツケースに夢と希望を詰め込んで、オーストラリア留学に向かう60名が成田に集まりました。夕刻の出発便ということもあり、家族、友人・知人、学校の先生方、多くの方が見送りに来てくださいました。研修生は、自転車通学で使用するヘルメットや、音楽の授業及び課外活動で使うギター、習い事の剣道を現地で披露する際に使用する竹刀など、思い思いの所持品を手に、これから始まる留学生活に向けて成田を出発していきました。
1月21日 到着オリエンテーション・ホストファミリーとの出会い
東京とは一変、真夏のブリスベン到着後、現地校を会場に到着オリエンテーションを行いました。留学中のサポートシステムや通学方法、お金の使い方など、これから始まる留学生活に必要なことについて丁寧に説明していただきました。また、ケーススタディでは、「日本人留学生ばかりが話しかけてきたら」、「ホストファミリーが片付けをしなかったら」などについて、どのように行動していくかを一人一人が考え、英語で各自の意見を共有しました。
終わりに、研修生代表が温かく受け入れてくださった関係者の方へ感謝の気持ちを表し、「ここでしかできないことに挑戦しよう。困難があっても乗り越えよう。」と、60人の仲間に向かって力強く呼びかけました。
その後、研修生は、それぞれのコースに分かれ、約1年間を共に過ごすホストファミリーの元へ元気に出発していきました。
1月23日 学校生活のはじまり
日曜日を1日はさみ、月曜日から通学が始まりました。年度始めの留学であり、他の国からの留学生と一緒にオリエンテーションが行われました。担当の先生と面談しながら時間割を決定したり、キャンパスツアーで学校の施設を見学したり、施設の使い方の説明を受けたりしました。
約1年間の留学生活が始まりました。60人一人一人が、何事にも精一杯取り組み、留学生活を充実させていくことを願っています。
~ニュージーランドへ出発~
1月26日 成田からウェリントンへ
ニュージーランドに留学する40名は、成田空港で家族や友人、学校の先生に見送られ出国し、翌日ニュージーランドのウェリントンに到着しました。市内を一望できるマウントビクトリアに立ち寄り、風が強いことで有名なウェリントンの風に吹かれ、「留学生活が始まる。ここからは自分の力で頑張らなければならない。」という思いを強くしたようでした。
1月27日・28日 到着オリエンテーション・ホストファミリーとの出会い
到着オリエンテーションでは、ニュージーランドの生活スタイルや方言などについて理解を深めたり、現地の学校生活について、現地機関の担当者から説明を受けたりしました。また、「友達がなかなかできない」など、留学生がよく抱える問題の解決策についてグループ協議を行い、英語で発表も行いました。
引率した東京都教職員研修センター統括指導主事から、「応募の際の自己PRカードに書いた自分の目標や夢をもう一度思い出して頑張ってください。」と激励の言葉を送ると、研修生たちの表情が一層ひきしまり、決意を新たにしたようでした。
そして、緊張気味の研修生たちは、ホストファミリーやスクールコーディネーターに温かく迎えられ、それぞれの家庭に移動しました。
1月30日 学校生活のはじまり
翌週から、多くの学校が始まり、スクールコーディネーターと時間割の相談を始めたり、制服の購入の準備をしたりしました。始業式では、在校生が踊る「ハカ」(ニュージーランドのマオリ族の民族舞踊)で歓迎された研修生もいました。
それぞれの留学生活が始まりました。ニュージーランドでしかできない様々なことにチャレンジしてくれることを願っています。