研修生は、ホストファミリー宅からたくさんの思い出がつまった荷物とともに、オリエンテーション会場に集合しました。長い間会えなかったために、懐かしい顔を見つけ、どの研修生もとても嬉しそうな様子でした。
アリゾナ州はアリゾナ州立大学、ミシガン州は西ミシガン大学が特別プログラム会場でした。どちらの大学も周辺は緑が豊かで、広い敷地の中に様々な施設がありました。
まず、大学構内を大学生が案内しました。各学部向けの校舎や図書館、食堂などを案内しながら、各大学の特色や著名な卒業生、留学生の割合などを説明しました。奨学金制度についてなど、研修生からの質問にも分かりやすく答えてくれました。
「グローバルリーダーシップ」と題したプログラムでは、グローバル市民の考え方やリーダーになるために必要なことを理解することを目的とし、講義及びプレゼンテーションを行われました。講師は、企業関係者、作家、パイロット、非営利団体の代表の方たちでした。各講義では、効果的なプレゼンテーションの手法等を通して、講師の経験に基づいたリーダーシップについての考えを聞くことができました。
グループワークでは、グループごとに集まり、プレゼンテーションに向けてパワーポイントや発表原稿を作成しました。そして、プログラムのゴールとして、与えられたテーマについてグループごとに10分間のプレゼンテーションを行いました。
留学生活を終えた第4期Bコースの研修生たちは、日本で都立高校に復学します。アメリカでの貴重な経験を生かし、さらに飛躍していってもらいたいと思います。