第2回 先端技術施設見学
12月26日(水)、国際展示場前に位置するパナソニックセンター東京において、平成24年に実施する最後の事前研修プログラムである先端技術施設見学第2回を実施しました。
本研修は、平成24年度の次世代リーダー育成道場の研修生全員が一堂に会する最後のプログラムとなりました。
パナソニック株式会社は、環境や省エネルギーを主要なテーマとして技術開発を進めており、施設内のスマートソリューションズのフロアでは、その技術を生活空間創造に生かした取組が提案されていました。研修生は時代を先取りした技術を実際に目で見たり体験したりしながら、資源循環の取組について学ぶことができました。
「理科の面白さや驚き、数学の美しさや不思議」を伝える体験型の展示施設、リスーピアでは、研修生が様々な体験を通して理数への興味を膨らませていました。
ある研修生は、見学後のまとめのセッションで「技術と社会との繋がりの重要性を再認識した」「技術を伝えるための工夫も非常に重要なことがわかった。技術を社会に浸透させるためには、その理解を進めることにもっと力を注ぐべきではないか」と述べ、技術自体の先進性にとどまらず、その技術を普及させるための取組の重要性に気付いたことを、研修成果の1つとして挙げていました。
また、将来教育分野に進むことを考えている研修生からは、リスーピアでの体験型学習が、子供たちの理数学習への興味関心を高めるよい方法であると述べていました。研修生は近未来の生活空間提案や、理数学習の体験型展示から多くを学んだようです。