10月6日（土）から8日（月）までの3日間、Aコースの研修生が留学事前合宿オリエンテーションに参加しました。このオリエンテーションは、同じくこの冬出発予定の留学準備中の生徒と合同で実施し、総勢135名の大人数合宿となりました。

初日にはAコース留学先の受入れ団体の担当者より、オーストラリアの現地情報や学校生活についての説明がありました。「東京都代表として選ばれた皆さんが来ることを、現地の人はとても楽しみにし、大いに期待している」という言葉を受け、生徒たちはあらためて留学への意識が高まった様子でした。

合宿中は135名が13グループに分かれ、それぞれのグループでアクティビティーに取り組みました。中でも印象的だったのが2日目の”Inbound Message”のセッションと英語プレゼンテーション。”Inbound Message”では、現在日本に留学中の生徒が会場に来て、お互いの文化や学校生活について質問し合いました。”What is White Day?（ホワイトデーって何？）”Why is it bad to cross legs in front of other people in Japan?（なぜ日本では人前で足組みするのがダメなの？）”など、留学生の視点ならではの面白い質問が飛び出し、生徒にとってはあらためてめて文化の違いを感じるとともに、もっと日本について説明できるようにならないといけない、と思う機会になったのではないでしょうか。

プレゼンテーションのセッションでは、「日本を紹介する」というテーマで各グループがトピックを設定し、英語で発表を行いました。スキット（寸劇）で落語を紹介するグループ、君が代を歌うグループ、ニュース番組のレポーターを演じて震災について発表するグループなど、各グループの個性とユーモアが伺える発表で、とても盛り上がりました。

そして、3日間の合宿を締めくくったのは「決意表明」。合宿を振り返り、留学への抱負や将来の目標を一人50秒で発表しました。外交官や航空管制官、NPO職員、パティシエ、幼稚園の先生など、一人一人がしっかりとした将来の目標を持ち、それに向けて留学生活をどう過ごすのか、生徒の熱い思いが強く伝わりました。

Aコース出発まであと3ヶ月。この合宿を通して、Aコースの研修生は留学に向けて仲間意識を育み、結束したと同時に、留学への意識がさらに高まったと言えます。一人一人が出発までの一日一日を大切に過ごし、夢の実現に向けて有意義な留学を経験してほしいです。