平成29年4月29日(土・祝)午前と午後に東京都教職員研修センターで、5月3日(水・祝)午後に多摩永山情報教育センターで、「平成29年度高校生留学フェア」を開催しました。
「グローバル化が進展する社会に生きる若者たちへ―世界で、自分を鍛えてみませんか―」の呼びかけに、670人近くの中学生、高校生、保護者、一般都民、学校関係者の方が参加されました。
第一部では、芳賀朝子氏(グローバル人財育成トレーナー)による「海外生活を成功させる魔法のスイッチ」と題した講演がありました。芳賀氏の海外生活の体験や各国との交流を通して身に付く力や、留学(海外生活)を成功させる「魔法のスイッチ」という思考の三つの要素「わかる」「できる」「意味がある」の話は、これから留学を目指す生徒やそれを支える保護者の方々に勇気を与えてくれました。
次にアメリカ合衆国・カナダ・オーストラリア・ニュージーランドの留学事情について、各国大使館職員による映像を交えてのプレゼンテーションが行われました。
第二部では、次世代リーダー育成道場の次世代リーダーを育成するための留学支援事業、東京グローバル・ユース・キャンプのJICAによる体験研修についての説明がありました。続いて、次世代リーダー育成道場修了生によるパネルディスカッションが行われました。
パネルディスカッションでは、第1期生から第4期生までの修了生が、「次世代リーダー育成道場」の研修で「何が身に付いたのか」「どのように努力して乗り越えたのか」「留学生活で分かったこと、自分が活躍したこと」「研修生になるに当たってのアドバイス」「留学の経験がどのように生かされているか」など、話をしました。自己紹介や参加者へのメッセージでは流暢な英語を披露しました。来場者は、修了生の堂々とした態度や自信に満ちた会話に引き込まれていました。
終了後、会場を別にして、テーブルごとにネイティブスピーカーとの会話を楽しめる英会話コーナーや、参加者が、次世代リーダー育成道場や東京グローバル・ユース・キャンプの修了生に直接質問できる相談ブースが設置されました。特に修了生の相談ブースでは、多くの参加者が相談に並び、終了時間が過ぎても熱心に質問をしていました。