講師／慶應義塾大学大学院教授 石倉洋子（いしくらようこ）

世界がつながり、変化が加速化し、政治・経済・社会の先行きが見えない今、私たちには今までとは違う知識やスキルが必要とされています。それは、日本中心、日本発ではなく、世界を活動の場として、現実を見極め、自分で考え、新しい道を切り開いていく姿勢であり、行動です。
世界にはどれほど新しい可能性が開かれているのか、それを手にいれるために何をしたら良いのか、を一緒に考えます。

【プロフィール】
上智大学外国語学部英語学科卒業後、フリーターを数年した後、米国バージニア大学でＭＢＡ、ハーバード大学でＤＢＡ取得。マッキンゼー社で経営コンサルティング。青山学院大学国際政治経済学部、一橋大学大学院国際企業戦略研究科を経て、現在慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科教授。企業の社外取締役、ダボス会議のファカルティ等。専門はグローバル戦略、競争力。
【主要著書】
『グローバルキャリア』石倉洋子著　東洋経済新報社
『世界級キャリアのつくり方』黒川清(著)石倉洋子(著)東 洋経済新報社
『戦略シフト』石倉洋子(著)　東 洋経済新報社
「ファースト・リテイリング」「劇団四季」のケース・スタディ等
ブログ　http://www.yokoishikura.com
　　　　　http://www.yokoishikura.com/english

講師／特定非営利活動法人かものはしプロジェクト 共同代表
      村田早耶香（むらたさやか）

19歳の時、幼い子どもが人身売買されている現実を知り、翌年2002年に問題を解決するため「かものはしプロジェクト」を立ち上げました。何もない中からはじめ、いくつもの壁を乗り越えてきた経緯をお話致します。経験や資金、人脈がなくても、子どもを救いたいという強い思いとやる気さえあれば自分のやりたい事を形にできるのだ、というメッセージをお伝えしたいです。

【プロフィール】
1981年生まれ。フェリス女学院大学国際交流学部卒。大学在学中に東南アジアを訪れ、幼い子どもが人身売買されている現実を知り、自分にできることから行動を開始。「第二回児童の商業的性的搾取に反対する世界会議」に日本の著者代表として参加し、翌年、「子どもが売られない世界をつくる」という想いのもと、20歳のときに、かものはしプロジェクトを創業。平成7年、日経WOMAN主催「Woman of the year 2006」リーダーシップ部門を史上最年少で受賞したほか、平成9年には過去にケネディやキッシンジャーが受賞した、傑出した若者に送られる賞である国際青年会議所主催「The Outstanding Young Person」を受賞。現、特定非営利活動法人かものはしプロジェクト 共同代表。
【主要著書】
『いくつもの壁にぶつかりながら』村田 早耶香 (著) 　 PHP研究所