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東京教育委員会

東京都都立高校生対象留学支援 次世代リーダー育成道場

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次世代リーダー育成道場とは

10月のレポート

10月2日(日)

歴史②【Aコース】

 今回は日本の近現代史講義2として、「国際秩序の変化 ~第一次世界大戦勃発から第二次世界大戦終結まで~」を学習しました。研修生は当日までに、歴史講座の担当者が作成した事前講義動画を視聴し、2つの事前課題に取り組んだ上で研修に臨みました。
 事前課題1は、「『この時代、日本及びオーストラリア・ニュージーランドは南洋諸島にどのような影響を及ぼし、それは太平洋戦争において日本とオーストラリアとの戦争にどのように反映したのか。』を主テーマに、課題を設定して追究する。」というものでした。研修生はグループ内で各自が取り組んだ事前課題の発表を踏まえて意見交換を行い、グループの代表が話し合いをまとめたものを全体の場で発表しました。
 事前課題2では、「この時代における、政治・経済・社会・文化等に関わる課題を一つ設定し、複数の資料を基に追究する。」について、グループワークを行い、話し合った内容を全体で共有しました。研修生の発表には、世界恐慌や白豪主義などにも触れ、その上でのオーストラリアと日本の関係の変化に関して調べて発表るものをありました。さらに、音楽を取り上げて、海外の文化との融合の中で時代とともに変化した日本の音楽についての発表もあり、広い視野から協議を深めることができました。
 研修生からは、「研修生の取り上げる課題の幅が広く、とても興味深く刺激になった。」との声がありました。この研修を通して、研修生は、世界が激動した時代の日本の社会の変遷を現在と関連付けて学ぶことができました。

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10月2日(日)

渡航前オリエンテーション【Aコース】

 歴史の講義後、Aコースの研修生たちを対象に「渡航前オリエンテーション」が開催されました。研修生たちは保護者と合流し、視聴覚ホールで一緒に渡航前オリエンテーションに参加しました。
  渡航前オリエンテーションでは、配布資料『次世代リーダー育成道場 第11期生 Aコース 渡航前オリエンテーション プログラムガイド』に沿って、オーストラリアやニュージーランドそれぞれの国の教育制度、学校生活、ビザ申請の仕方等について説明を受けました。研修生は、留学に向けての心構えを再確認するとともに、留学に向けた準備について、熱心に耳を傾けていました。
  また、「次世代リーダー育成道場の規則」、「学校への届け出」や「単位の認定」についての説明を聞き、「留学生としての責任」や「留学生活」について深く考える機会を得ることができました。
  最後に、個別相談会が行われました。ビザ申請、保険、携帯電話、学習内容など、テーマごとに8~9のブースが設けられ個別相談の機会が設けられました。渡航まであと3か月少しと迫り、多くの家族が列に並び、熱のこもった相談会となっていました。

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10月10日(月)

英語③【Aコース】

 研修生は11会場に分かれ、各会場でネイティブ講師1名と研修生6名でグループ演習を行いました。
 1時間目は、Comparing and Contrasting Countries というテーマで、オーストラリア、ニュージーランドと日本の習慣を比較しながら、情報の読み取り方を学びました。比較や対照を表現するのに有効な接続詞などの使い方も練習しました。
 2時間目のテーマは、Logical Speaking です。論理的な話し方を身に付けるために、三つの基本的なスピーチのパターンを学び、ペアで効果的なプレゼンテーションを行う練習をしました。そして、学んだパターンを用いて、日本のマナーについてのスピーチに挑戦しました。
 3時間目は、Introducing Japan です。日本を紹介するというテーマで、Arts, Crafts, Holidays, Festivals, Performancesなどについて、小グループに分かれて話し合いました。その後、各自が選んだ事柄について、自分の言葉で分かりやすく説明することに挑戦しました。
 研修生はスピーチにも慣れ、自信が感じられるようになり、スピーチの構成にも論理性が見られるようになりました。

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10月10日(月)

ゼミナール③【Aコース】

 ゼミナールは、第3回目を迎え、前回の協議を踏まえて校正したゼミナール研究「アウトライン」を持ち寄り、4~5名のグループに分かれ協議形式で論じ合い、さらに磨きをかける場としました。
 協議では、「テーマの設定」、「テーマをめぐる現状の把握」、「課題の具体化や明確化」、「調査方法」、「調査活動計画」等の観点から互いの「アウトライン」を論じ合い、自分の書いたものを複眼的に見てもらい、研修生同士有益なフィードバックを得ることができました。
 続いて、班全体でそれぞれのディスカッション・グループの協議内容を報告し合い、情報やアイデアの共有をしました。研修のまとめとして、各グループからの代表者が次回(最後)のゼミナールで行われる予定の「アウトライン発表会」のリハーサルを兼ねて、発表しました。
 研修生の振り返りカードからは、「前回と異なる人たちとグループになり協議して新しい指摘や意見が得られ、自分の研究を深めることができた。」など互いに有意義な協議と発表の様子がうかがえました。研修生は、互いに切磋琢磨することができ、貴重な楽しい時間となりました。

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