英語④では、留学先の学校の授業等で必要となるプレゼンテーション等のスキルを学びました。研修生は14会場に分かれ、各会場で講師１名と研修生約７名がオンライン形式によりグループ演習を行いました。
　レッスン１では、自己紹介をした後、プレゼンテーションの基本であるvoice-clearly、volume、speak-slowly等を学びました。その後、学んだ基本を取り入れながら、部活動や制服、試験など学校生活について２分程度のプレゼンテーションを行いました。聞き手はプレゼンテーションの基本が効果的に生かされていたかを評価しました。
　レッスン２では、日本と留学先国の生活や文化の違いについて調べてきたことを皆で共有しました。両国の国民的なスポーツやＳＮＳの使い方、その長所や短所などについて意見交換を行いました。その過程で質問をしたり、述べられた意見に対する賛否とその具体的な理由を出し合ったりしました。
　レッスン３では、これまでの学習を踏まえ、「ユニバーサル・ベイシック・インカム」や「人間クローン」など現代社会の抱える重要な課題についてディベートを行いました。それぞれのテーマについての自分の考えや意見を発表し、議論しました。
　研修生は、ディベートで考えや意見を交換するポイントについて整理しました。また、相手に何かを明確に伝える際には、難しい語彙や語法より、平易で分かりやすい英語の使用が効果的な場合があることなどを学びました。