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12月のレポート

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12月6日(日)

英語①【Bコース】

 16のグループに分かれ、実践的な英語を学びました。自己紹介の英文とホストファミリーや現地校で質問する英文を作成するという事前課題に取り組んだ上で、本研修に臨みました。研修は、50分ずつ、以下の内容で行いました。


Lesson1 自己紹介(Self-introductions)、家族紹介(Family introductions)

Lesson2 ホストファミリーとの会話(Talking with my host family)

Lesson3 病気や怪我の症状の説明(Explaining symptoms of sickness or injury)


 今回の内容は、留学当初に必要な表現を、研修生はペアワークや発表などを通して学びました。初めは、互いに伝え合うことに恥ずかしさやぎこちなさが見えましたが、熱心に取り組み、徐々にリラックスしながら自信をもって会話をすることができるようになっていました。

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英語②【Aコース】

 英語の論理展開を学び、論理の型にのっとったまとまりのある内容を伝える演習をしました。

 1時間目は、Comparing and Contrasting Countries というテーマで、オーストラリア、ニュージーランド、日本について比較する表現を学びました。留学先のオーストラリアの地理、生活・文化などについて日本と比較して、自分の言葉で伝える練習をしました。

 2時間目のテーマは、Logical Speaking です。論理的な話し方を身に付けるために、3つの基本的なスピーチのパターンを用いて、効果的なプレゼンテーションを実施することに挑戦しました。

 3時間目は、Introducing Japan です。これまで学んだ論理構成を用いて、日本の伝統・文化や歴史などの情報をまとめて、分かりやすく説明する練習をしました。

 今回の研修を通して、研修生は英語による論理的なプレゼンテーションの方法を学び、更に表情やジェスチャーが自分の考えや気持ちを伝えるために重要であるということを学びました。

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12月13日(日)

フォーラム【A・Bコース】

 基調講演と、第9期生、第7期修了生による成果発表の二部構成で行われました。

 第一部の基調講演は、講師に一橋大学名誉教授 石倉洋子氏をお招きして「大変革するこれからの世界を担う若者へ~世界の誰もが自分の力を伸ばし、試せる社会を作ろう~」と題し、お話しいただきました。新型コロナウィルス感染拡大のために、目まぐるしく変わっている現代社会では、どちらを向いても不安があり、その中でこれまでの常識にとらわれず、斬新な発想で、どうやって自分のやりたいことを実現できるかを、具体的な例を数々挙げながら、熱く語っていただきました。その後の質疑応答では多くの研修生からの質問に、講演さながら熱心に答えていただきました。

 第二部は、3つのパートで構成され、まず、第9期生の代表4名が、事前研修の内容(講義や交流研修、日本の近現代史、ゼミナール研究、実践的な英語研修)について発表しました。続いて、「日本人生徒の理系嫌いをなくす~日本とカナダの教室から探る~」と題して、第7期修了生によるゼミナール研究の成果発表がありました。最後に、4名の第7期修了生によるトークセッションがあり、オセアニアやアメリカ合衆国、カナダでの留学経験から学んだこと、困難を乗り越えたことなど、現地での学校生活やホストファミリーとの時間など、様々な体験について語ってもらいました。今回の研修を通して、第9期生は自らのキャリア形成に対する考え方を深めることができました。

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12月19日(土)

歴史②【Aコース】

 今回の研修では、第一次世界大戦勃発から第二次世界大戦終結までの歴史について学び、考えました。研修生は事前学習でNHK高校講座日本史の「新たな国際秩序」等、関係する講座を視聴し、事前課題に取り組んだ上で臨みました。まずグループ内で事前課題について発表し、その後、各グループの代表がグループごとの発表をまとめたものを全体の場で発表しました。事前課題は、第二次世界大戦時の日本とオーストラリアとの戦い、日本からオーストラリア・ニュージーランドへの移民の歴史などについて調べて自分の考えをまとめるもので、全体発表では事前に調べたことや様々な意見が発表され、研修生は戦争の悲惨さや、第二次世界大戦時の日本とオーストラリア・ニュージーランドとの関係などについて認識を深めていました。

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ゼミナール②【Aコース】

 研修生は4人ずつに分かれて、自分が考え、作成してきたアウトラインを基にグループ協議をしました。各自が「研究の目的」、「現状」、「課題」について発表し、他の3人がそれに対して問題点・疑問点や優れた点を出し合って協議しました。テーマは次世代リーダー育成道場の研究にふさわしいか、テーマ設定の理由は明確か、現状の認識は的確で具体的かつ客観的か、課題を明確に掴んでいるか、提言の方向性に繋がりそうか、などです。アウトラインは研究の骨格です。研究を意義あるものにできるのか、留学前の日本での研究及び留学先で研究が成立するのかなど、研修生たちは真剣に協議をしていました。

 その後、各グループの発表担当者が班員全員の前でグループ協議の内容を発表しました。ある程度調査し、現状や課題を把握した上で研究内容や研究の方向性を考えているもの、まだまだ主観的な判断のみを拠り所に研究を捉えているものなど様々でした。次回、第3回ゼミナール研究では、調査活動計画の作成も含めてゼミナール研究アウトラインを確定していきます。

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