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12月のレポート

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12月8日(日)

英語⑤【Aコース】

 今回の講座は、留学先の高等学校で授業を受けることを想定して行いました。英文学、気候変動、経済学、基礎数学など10種の授業から、研修生は希望する三つを受講しました。映像資料を使った授業、豊かなジェスチャーを交えた授業など様々でした。各授業では、「地球温暖化への対応」、「現代の核兵器に関する問題」など、現代社会の現状を見つめ、抱える課題を解決する基礎知識を学ぶ内容が多くありました。これまでの研修で高めた力を発揮し、研修生は自信をもって自分の考えを英語で述べていました。

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国際交流プログラム【Aコース】

 世界各地からの日本に来て学んでいる留学生をゲストに迎えて、国際交流プログラムを実施しました。このプログラムでは、「世界の社会課題とわたし」をテーマに、留学生の母国が抱える社会課題について、グループで原因分析や解決策の提案を行いました。プログラムの冒頭、研修生には、「恥ずかしがらず間違いを恐れず挑戦すること」、「プログラム中は英語が唯一の共通語であること」が大切なルールとして伝えました。留学生1名と研修生5名程度でグループが編成され、グループごとに、留学生が母国の抱える社会課題についてのプレゼンテーションを行いました。各グループでは、社会課題についての原因を分析するとともに解決策について協議をしました。国ごとに社会課題は様々でしたが、研修生は英語で積極的に留学生とコミュニケーションを取り、プレゼンテーションによる解決策の提案をしていました。

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12月15日(日)

フォーラム【ABコース】

 第一部は、Dari K株式会社代表取締役吉野慶一氏を講師にお招きし、「『努力が報われる社会をつくる』~カカオで世界を変える挑戦」を演題とした講演を行いました。吉野氏からは、「百聞は一見に如かず」のことわざを例に、留学により「現地に滞在するからこそできる経験」をたくさんしてきて欲しいというメッセージがありました。吉野氏からの、バックパックで約60か国を旅した中で、社会起業家に転身して国際機関等も巻き込んだ活動をしているという話に、研修生は真剣に耳を傾けていました。研修生から吉野氏への質問では、吉野氏が失敗された経験やSDGsに関するものなど、様々な質問が出されました。

 第二部では、次世代リーダー育成道場第7・8期研修生及び第6期修了生による成果発表を行いました。はじめに、これから留学する8期生が、講義・合同研修会、日本の歴史に関する学習、日本の伝統・文化、ゼミナール研究、英語に関する学習などの事前研修の成果を発表しました。続いて第6期生の代表が、ゼミナール研究「日豪における外来種を取り巻く現状~これからの取組の在り方を探る~」について発表しました。最後に、「次世代リーダー育成道場で学んだことを今後どのように生かしていくか」と題して、第6期生と第7期生の代表4人によるトークセッションを行いました。トークセッションでは、「留学先の学校で取り組んだこと」などの体験談が語られました。講演や第6・第7期生による発表などを聞くことは、留学を控えた研修生にとって改めて、自分のキャリアや留学について考えるよい機会となりました。

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