この日は午前9時から正午までの3時間、第5回の英語実践演習を実施しました。今回は、留学する現地の学校での授業を想定した形式で進めました。講師10人による10種類の講義を一講義50分単位で設けており、研修生はその中から受講したい講義を三つ選んで参加しました。人文科学分野では「クリティカル・シンキング」、社会科学分野では「難民と移民」、「世界の核兵器」、自然科学分野では「気候変動」、その他では「代数基礎の復
習」、「効果的な語学学習のコツ」などの講義を行いました。
講義では、研修生は講師の説明を聞くだけではなく、講師や他の研修生と英語でやりとりするなど、積極的に参加していました。また、学んだ内容について自分の意見を英語で発表することなどを実際に体験し、現地の学校での授業についてイメージをもつことができるようにしました。
ゼミナール①、②で研究の概要がまとまり、今回は5月のアウトライン発表会ゼミナール④に向けた最後の意見交換となりました。グループでの討議及びリハーサルの後、グループごとの代表者が全体の前でリハーサルを行いました。次世代リーダー育成道場の研修で積み重ねてきたプレゼンテーション活動を生かし、研修生はみな堂々と発表することができました。どのように説明すれば相手に自分の研究のポイントを伝えられるかなど、次回のアウトライン発表会に向け自己の課題を見付けることができていました。