はじめに、事前課題を読んで得た情報を基に、留学先であるアメリカ合衆国、カナダと日本の人口や主食、観光地、スポーツ等を比較しながら、
ペアで質問、回答をしました。
次に、論理的な話し方の基礎や比較・対照するための表現などを学び、英語で日本とアメリカ合衆国、
カナダについて1分間程度のプレゼンテーションを行いました。
はじめは戸惑っていましたが、繰り返し練習するうちに、表情やジェスチャーを使って自分の意見や主張を伝えることができるようになりました。
最後に、留学先で、学校の生徒やホストファミリーに日本の文化を伝えることを目標に、
プレゼンテーション原稿を作成し、発表しました。
この研修を通して、研修生は論理的な話し方だけでなく、表情やジェスチャーが自分の考えを伝えるために重要であることを学びました。
「第二次世界大戦から現在まで」というテーマで、日本の政治、外交の動き、アジア諸国との関係、
欧米諸国の動き、戦時下の国民生活、戦後の諸改革と日本の歩みなどについて学びました。
「オレンジ計画」、「ハル・ノート」、「アメリカ、カナダへの日本からの移民の歴史」、
「日系人強制収容所」などについて事前に調べたことを班でディスカッションし、現代史への理解を深めました。
留学先の授業では、個人の意見を求められることが多くあります。研修生一人一人は発表や協議の場を通して、
自分の意見を述べるとともに、他者の意見を聞き、自分の考えを再構築することの大切さに気付くことができました。
昨年8月、都立中央図書館での第1回以降、研修生は、担当の先生との個人面談で研究テーマについて話し合い、 今回の第2回の研修に臨みました。グループ協議では、研究の目的や現状・課題の把握、調査計画、 提言の方向性などについて発表し、互いに問題点・疑問点、優れている点などを指摘し合いました。 自分には見えていなかったことを指摘されたり、他の研修生の研究の優れている点から学んだりしたことにより、 自分の視野が広がっている様子でした。次回(第3回)では、研究のアウトラインを確定させます。 そして、5月のアウトライン発表会で自分の研究について他の班の研修生の前で発表します。