英語実践演習・講義の最終回では、留学先での授業を想定した授業を体験する研修を行いました。 研修生は、芸術、経営学、数学、環境科学など 10 の講義の中から三つを選択して、授業を受けました。 留学先での授業内容を理解できるようになるために、真剣な眼差しで講義を受けていました。 これまでの英語実践演習・講義やオンライン学習などを通して向上させた英語力を活用し、自分の意見や考えを述べることができていました。
世界各地からの在京留学生をゲストに迎え、国際交流サミットを行いました。
1グループ4、5名に分かれ、自己紹介や互いの文化についての情報交換などをした後、「教育」と「貧困」のいずれかをテーマに選び、
グループごとにディスカッションを行いました。
そして、発表に向けてグループで議論したことをまとめ、グループごとに発表しました。
振り返りの時間では、研修生と在京留学生が、自由に意見や感想を述べ合いました。
在京留学生が、研修生に間違いを恐れず積極的に英語で自己表現するよう励ましてくれたことで、積極的に交流することができました。
研修生からは、「非常に有意義であった」、「このような交流をもっとしたい」などの意見が出されました。
第一部では、株式会社アストロスケールCEO岡田光信氏を講師にお招きし、
「あなたは人生で何を解決するのか。~宇宙ゴミ除去ビジネス~」を演題とした講演を行いました。
岡田氏からは、リーダーの条件として「言い訳せず、考え、実行する」、「誰とでも話す」、「朝から晩まで英語」などが挙げられました。
岡田氏の、起業から現在に至るまでの熱のこもった話に、研修生たちは感銘を受けていました。
質問の時間には、宇宙ゴミ除去についての自分の考えを述べる研修生もいました。
第二部では、次世代リーダー育成道場第6・7期研修生及び第5期修了生による成果発表が行われました。
はじめに、これから留学する第7期生が、講義・合同研修会、日本の歴史に関する学習、日本の伝統・文化、ゼミナール研究、
英語に関する学習などの事前研修の成果を発表しました。
続いて第5期生の代表が、ゼミナール研究「寄付の在り方~日米の比較を踏まえた検証~」について発表しました。
最後に、「次世代リーダー育成道場で学んだことを今後どのように生かしていくか」と題して、
第5期生と第6期生の代表4人によるトークセッションを行いました。講演や第5・6期生による発表などを聞くことは、
研修生にとって改めて自分のキャリアについて考える機会となりました。
日本の先端技術に触れるため、横須賀市にあるNTTドコモR&Dセンターを見学しました。
シアターでは、第5世代移動通信システム(5G)などの変革がもたらす新しいコミュニケーションツールが溢れた近未来の世界を鑑賞しました。
携帯電話ネットワークのしくみを使用して作成される人口の統計情報を活用し、研修生同士、相談しながら都市整備計画を立てました。
自分たちが立てた計画が有効であると表示されると、喜びの声を上げていました。
開発中の浮遊球体ドローンや温度・照度・開閉・振動センサーを連携したプラットホームや家庭環境の見守りなどのデモ装置の見学・体験を通して、
第5世代移動通信の開発が目指す未来の豊かさ・スマートライフの一端を知る機会になりました。
VRフェンシングの体験では、北京、ロンドンオリンピックメダリストの太田雄貴選手とVRでフェンシングをしました。
研修生のフルーレでの突きが決まると、太田選手が悔しがり、そのたびに見ている周りの研修生から歓声が上がりました。
研修生からは、「5Gのリスクは何か」、「最終目標は何か」、「2020 年までに世界各国をつなぐ次世代移動通信システムが完成するのか」など、
第5世代移動通信システムの研究開発に関する質問が多く出ました。
今回の研修を通して、研修生は先端技術に触れ、日本の技術力の高さを改めて認識することができました。