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次世代リーダー育成道場とは

8月のレポート

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8月9日(木)

ゼミナール①【ABコース】

ゼミナール研究では、自分の興味・関心のある分野について、 現代社会の課題を探究し、その解決策を考えます。研修生が「将来、様々な分野や組織で活躍する人材になる。」 という視点を忘れずに、事前研修や留学を通して、計画的に研究を進め、その結果や課題解決策を報告書にまとめ提出します。
 第1回ゼミナール研究は、都立中央図書館で行いました。 図書館職員の方による講義を受け、レポート・論文作成手順や資料の探し方、レファレンスサービスについて学びました。 さらに、研究分野の内容や課題、疑問点について、必要な情報や資料の探し方を体験しました。 その後、4人グループで各自の研究分野について発表・説明し、協議を行いました。 また、互いの研究分野について「問題点」「疑問点」「優れた点」をアドバイスシートに記入し、交換しました。
 研修生は、ゼミナール研究に取り組むにあたり、適切なテーマ設定に必要な情報検索や資料の探し方の技能を身に付けること、 そして他の研修生の意見を聞き、協議することで互いにフィードバックを得ながら研究の目的を明確にして自身の研究分野・テーマを客観的に捉え、 見直していく活動を行いました。

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8月19日(日)

異文化オリエンテーション

午前10時から正午まで、教職員研修センター視聴覚ホールにて、研修生及び保護者を対象に、異文化オリエンテーションを開催しました。
 東京都教育委員会挨拶の後、お二人の講師の方から異文化理解についての講話をいただきました。 最初は、「異文化理解」というテーマで、上奥由和氏(一般社団法人「海外留学協議会」副理事長)から、 海外の人たちの時間の観念や人種の多様さ、言葉の難しさと大切さなどについて話していただきました。
 次に、本橋幸夫氏(有限会社「あうとりがー」代表取締役)からは、「留学で身に付く力」をテーマに、 異文化理解力、チャレンジ精神、ストレスに強くなる、創造力、語学力の五つの視点からそれぞれについて具体例を挙げながら 話していただきました。
 お二人の講話の後の質疑応答では、研修生から、「自分の考えや気持ちを率直に伝えて、相手は傷つかないか。」、 「環境に慣れるまで、どのように努力したか。」など、次から次へと質問が出されました。

講義(公開プログラム)

午後の講義では、山本ミッシェール氏(NHK国際放送アナウンサー)を講師にお招きして「海外で学ぶことの魅力」をテーマに、 世界という大きな舞台で「日本」を紹介する大切さと、帰国後「世界」を日本で紹介する大切さについて、 自身のこれまでの体験を交えて話していただきました。
 海外で生活するときにポイントとなるキーワードとして“SOFTEN”を紹介されました。

  • Smile
  • Open arms
  • Forward leaning
  • Touch
  • Eye contact
  • Nod

“SOFTEN”を実践し、コミュニケーションが上手く取れるようになると、意思疎通ができた心地よい環境が生まれることや、 好印象をもってもらうためには第一印象が大切であり、姿勢、立ち姿、歩き方が大切な要素であることなどを話されました。
 さらに、留学で手にしたグローバル人材のゴールデンチケットには有効期限があり、「帰国してすぐに使うこと」、 「維持するために努力すること」、「仲間をつくること」が大切であると話されました。 質疑応答では、研修生から「多様な文化にどのように慣れたらよいか。」「チャンスをつかむにはどうしたらよいか。」 などの質問がありました。これらの質問に対し、山本氏からは、「多様な文化を受け止める。」、「言われたことはやってみる。」 などのアドバイスをいただきました。
 講演終了後、「将来なりたい姿」、「リーダーとは」というテーマでグループ協議を行いました。自分の将来をイメージして、 「リーダーになるためにできること」、「どのようなリーダーが好ましいか。」、「何の分野のリーダーになるのか。」など、 グループごとに発表し、理解を深めました。

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8月26日(日)

英語実践演習・講義①【Aコース】

第1回目は、20グループに分かれて英語によるスキットを演じながら、 話す、聞く、読む、書くという力を身に付けるための演習を行いました。
 はじめに、グループで自己紹介を行った後、自分の家族や趣味、 学校生活の写真を見せながら、留学先の家族や友人に紹介するつもりで、 ペアで説明したり、質問したりする練習をしました。 ホームステイ先での会話の練習では、日常生活におけるホストファミリーとのやり取りの場面を想定して、 ペアで練習を行いました。また、海外でもいざというときに自信をもって対応できるように、 病気や怪我をしたときの症状の伝え方などの表現も学びました。 最後に、自分の留学の目的をきちんと説明できるように練習をしました。
 研修生は言葉だけでなく、表情やジェスチャーで自分の意志や感情を伝えることの大切さも学びました。

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歴史①(近現代史)【Aコース】

日本の近現代史を2回に分けて学ぶ第1回目の歴史①(近現代史)の講座では、 「近代国家の成立から第一次世界大戦まで」が学習内容でした。
 事前に行った歴史認識に関する調査で、ある研修生は、「第二次世界大戦を体験した人はどんどん少なくなっていく。 私も大戦時における日本や外国の状況を深く理解できていない。だから私はこの講座にしっかりと取り組み、 これからの日本を考えていく上で大切なこと、知っておかなければならないことに向き合っていきたい。」 と述べていました。
 事前学習としてNHK高校講座日本史ライブラリーのうち、「不平等条約の改正」などの講座を視聴し、 それを踏まえて課題について調べ、自分の考えをまとめてきました。 課題は、「日本の国際的地位の向上、アジア地域における日本と近隣諸国との関係の変化、また、アメリカやオーストラリアとの関係の変化」と、 「なぜ、日本は植民地にならなかったのか」の二つでした。各自が調べてきたことを4人グループで共有し、 その後グループごとにまとめ、全体の場で発表するとともに協議を行いました。研修生は、積極的に考えを述べ合い、近代化の過程における我が国の努力や苦労、 成果と課題について認識を深めていました。

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