帰国オリエンテーション・成果報告会(Bコース)
令和元年7月7日(日)に、教職員研修センターで第6期生Bコース帰国オリエンテーション・成果報告会を開催しました。
帰国オリエンテーション
はじめに、留学経験のある講師をお招きし講演を行いました。留学という経験が、その後の自身の進路選択や人生観の形成にも大きな影響を与え、現在の仕事につながり、自らの生き方の支えにもなっていると話されました。
続いて、研修生自身が「留学を振り返り、将来を考えよう」をテーマに二人一組で互いに話し合った後、全体の前で自分の経験やこれからの抱負を発表しました。
最後に、講師から「帰国後に感じた日本の生活や学校への違和感、家族や友達からの『変わったね』という言葉に対しての戸惑いなどの『逆カルチャーショック』を今感じていることでしょう。それは自分自身の内面の成長に対しての褒め言葉であり、成長の証でもあること、留学という貴重な経験を自ら決断し、様々な困難を乗り越えてきたことに自信をもって、これからの人生をより豊かにしていってほしい。」と、研修生全員へエールが送られました。
成果報告会
アメリカ・カナダから帰国した6期生Bコースの研修生は、ゼミナール班に分かれて成果報告会を行いました。前半は、2年間かけて取り組んだゼミナール研究について報告し合い、後半は、「留学を終えて」というテーマで意見交換をしました。
前半の研究報告では、「日米の食文化の違い」、「日米の保険制度の違い」、「ゴミの処理方法の意識」など、多岐にわたる研究テーマについて日本と留学先国での調査を基に提言し、互いに質疑応答を行いました。
意見交換では、日本とアメリカ・カナダとの違いで驚いたこと、留学中の出来事、努力したこと、達成したこと、今後の抱負など、一人一人が留学体験を語り、互いに共感していました。
報告や意見交換での研修生の様子からは、ゼミナール研究や留学をやり遂げたことによる自信やたくましさが感じられました。
帰国オリエンテーション、成果報告会終了後には、7期生Bコースとの交流昼食会を行いました。6期生と7期生が留学先の国ごとに分かれ、6期生からは留学生活のアドバイス、7期生からは学校の授業や現地の生活についての質問が飛び交い、和やかな昼食会となりました。
午後のはじめには、一年前に帰国した5期生2名から話を聞く機会がありました。帰国直後の6期生は、日本の高校に復学したときの状況や、留学で培った英語力をどのように維持していくか、留学を通して得た考えや身に付けた力をどのように行動に結び付けているか、さらには今後どのような進路を考えているかなどの話に引き込まれて聞いていました。