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5月のレポート

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5月13日(日)

英語による講義②【Bコース】

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研修生は、2回目の英語による講義を受講しました。歴史、数学、化学、英語、美術の5科目の講義のうち、 2科目を受講しました。歴史では、アメリカ、カナダ、オーストラリアのそれぞれの建国と独立の歴史や政治体制の 違いを学びました。数学では、数式の展開を英語で説明する練習をしました。 化学では、炭素の循環について理解し、日常生活に関連させて考えました。英語では、キング牧師の演説を教材にしてレトリックの技法を学びました。 美術では、葛飾北斎の浮世絵がどのように西洋の美術に影響を与えたかを学びました。単に講義を聞くという受け身の授業ではなく、 講師の質問に自分の考えを英語で述べるという積極的な姿勢が求められました。

次に、「リサーチ・プロジェクト」のレッスンを行いました。この講義では、研修生が留学先で自分のゼミナール研究を進める上で 必要な技術を身に付けることを目指しています。現地の人に英語で自分の研究の目的や内容を説明したり、インタビューやアンケートを依頼したり、 協力を要請したりする場面を想定したロールプレイングを行い、実際に役に立つ英語の訓練を行いました。

ゼミナール④【Bコース】

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研修生は、留学中にゼミナール研究について報告書を作成します。研究テーマは、国際社会、環境問題、健康問題、情報社会、教育問題など、多岐に渡ります。留学前の最後のゼミナールでは、自分の研究のアウトライン(研究の目的、現状、課題、調査、提言の方向性)を発表しました。

発表では、画用紙にグラフを描いて示したり、写真を見せたりと相手に伝えるための工夫が見られました。留学先の学校の授業では、プレゼンテーションの機会が多くあります。他者の意見を聞き、自分の考えを分かりやすく主張するといった機会も増えてきます。研修生は留学先での授業を意識して発表していました。留学先では、プレゼンテーションの技術を伸ばすとともに、自分の研究を進めていくことになります。

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