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9月のレポート

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9月18日(月・祝)

近現代史③【Aコース】

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 第3回日本の近現代史講座、「高度経済成長、冷戦、そして現在・未来へ」が50人ずつに分かれて実施されました。学習の柱は、①冷戦下における日本の立場と役割の変化、②今日の国際社会の課題と我が国の役割及び自分の考え、です。戦後の急激な経済成長と国民生活の変化、冷戦の原因と国際社会や我が国の対応、今日の国際社会における我が国の政治的・経済的な立ち位置など、研修生は自分の言葉で歴史事象を語り認識を深化させていきました。3回目とあって、グループ協議や全体の場での発表も慣れてきて活発に行われました。特に、安全保障、難民問題、テロの問題、地球温暖化対策、発展途上国援助など差し迫っている課題について熱心な協議や発表がありました。最後に、本講座についての感想や要望などを一人一人が書きました。

合同研修会【ABコース】

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 6月に帰国した第4期修了生と第6期生が、一堂に会しての合同研修会を実施しました。
 はじめに東京都教育委員会から「第6期生には、留学の目的を再認識し、何のために学び、何を身に付け、将来どう活かしていくかを考える機会に、第4期修了生には、留学経験を価値付けるとともに、将来のキャリアについて考える機会にしてほしい。そして、次世代リーダー育成道場研修生・修了生同士の縦のつながりを築いてほしい。」という合同研修会への目的や期待についての挨拶がありました。
 合同研修会の前半はファシリテーターのもと、3人の世界で活躍する社会人を招き、パネルディスカッションが行われました。自己紹介後、一人一人の留学や海外体験の原体験が今の仕事とどのようにつながっているか、これから世界はどうなっていくか、その未来へのイメージから研修生へメッセージが送られました。研修生・修了生は、一人一人の留学経験や海外での生活経験がその後の進路や生き方に与える影響を再認識しました。
 後半は研修生・修了生が11グループに分かれて、ファシリテーターのもと「グループ協議が行われました。はじめのワークショップは「世界で活躍する社会人とのロールモデルカフェ」で、社会人が事前に用意したワークシートを用いて、自分のこれまでの人生についての話をしました。研修生・修了生は感想を付箋に記入して、社会人にプレゼントしました。変化のきっかけなどを聞き、その感想を言葉で表現することによって、研修生・修了生は視野を広げるだけでなく、自分自身の中にある可能性に気付くことができました。
 次のワークショップでは、「4期生の先輩とのロールモデルカフェ」で、社会人と同様に第4期修了生がワークシートを用いて、留学生活について話をしました。第6期生はこれから始まる留学生活をより具体的にイメージすることができ、第4期修了生にとっては自分の体験を話すことで、体験から得た価値を言語化する機会になりました。
 最後のワークショップは、「自分の未来を描くワークショップ」です。ここでは2人がペアになって、「今日、どんな未来を発見しましたか」のワークシートに「今日の最大の学びは何か」、「2022年未来の自分」「2022年の自分に2017年の現在の自分はどう見えているか」、「自分に贈る励ましとアドバイスは何か」を記入し、自らの今後の活躍を宣言しました。
 この合同研修会を通じて、第6期生は「自分のワクワク軸」を更に広げ、留学への目的が明確になり意欲も高まり、留学への不安を軽減することができました。また、第4期修了生は、自身の留学経験を今後どのように活かしていくか、将来のビジョンについて改めて考える良い機会になりました。

9月24日(日)

英語による講義①【Aコース】

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 留学中の現地校での授業を想定したネイティブの講師による講義を行いました。実施教科は数学、化学、美術、英語、歴史の5教科で、研修生はこのうち三つの講義を受講しました。残り二つの講義については、英語による講義②で受講することになります。内容は中学校第3学年から高等学校第2学年くらいまでのレベルで、専門用語を含む難しい内容の講義もありました。
  数学の講義では、代数について、FOILメソッドを用いた解き方を学びました。化学の講義では、地球の炭素循環システムについて学習しました。美術の講義では、異なる時代や国における多様な芸術作品を鑑賞し、それについて英語で意見を出し合いました。その中には葛飾北斎の作品も入っていました。最後は日本の芸術が与えている影響などにも触れました。英語の講義では、キング牧師の”I have a dream”を題材に、レトリック表現がいかに大切かを学びました。歴史の講義では、USA、Canada、Australiaについて、共通する「発見」、「移住」、「独立」などの歴史を学びました。

ゼミナール②【Aコース】

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近現代史の意識調査と2回目のゼミナールを行いました。
 近現代史の意識調査は、事前に行った講座内容を踏まえています。内容の定着度や理解の深まりを確認することが目的です。
 その後、グループに分かれて、各自の研究テーマ報告と研究アウトラインについてグループ内で協議を行いました。前回のゼミナールよりも、より活発に意見交換がされていました。仲間意識が育っているようです。グループ協議の終了後、各グループの代表がテーマや取組について発表しました。テーマは多岐にわたり、次回のゼミナールで、その内容がどのように深まっているかが楽しみです。

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