このページの本文へ移動

東京教育委員会

東京都都立高校生対象留学支援 次世代リーダー育成道場

東京都公式ホームページ
サイトマップ
文字サイズ
次世代リーダー育成道場とは
TOP > 次世代リーダー育成道場とは? > 事前研修予定・開催レポート一覧 > 修了式・成果発表会(Aコース)

修了式・成果発表会(Aコース)

レポート写真04 レポート写真05 レポート写真06 レポート写真07 レポート写真08


修了式

レポート写真01
 1月7日、約1年半の育成道場での研修を終え、修了生一人一人が東京都教育委員会から修了証を受け取りました。東京都教育委員会からは、「次世代リーダー育成道場修了生としての自覚と誇りをもち、留学経験を生かし、積極的に地域や社会とかかわり、貢献するとともに、夢や理想を諦めることなく、チャレンジをしてほしい。」と、今後の活躍を期待する言葉を伝えました。
 修了生代表は、以下のように将来への展望について力強く話していました。
 「留学中は、多くの人々が私に多様な影響を与えてくれました。その中でも、ホストファミリーは私にpro bono、つまり善意で人を助けることの大切さを教えてくれました。 ホストファーザーはブラジル出身で、ブラジルとオーストラリアの間の貿易を事業として営む一方、ブラジルからオーストラリアに移住する同郷者たちが生活できるよう支援していました。 現実問題として、移住しても満足な仕事が得られない人々が多い中で、同郷者として何とかしてあげたいという思いで、数か月にわたり自宅に泊まらせたり、仕事を探してあげたりと、 日本人の私には驚くほど献身的にサポートしていました。募金活動ぐらいしか関わってこなかった私には、真に必要とされる支援とは何か、深く考えさせられました。
 将来、国際公務員となって、発展途上国に対して、本当に必要なサポートを行うことが私の夢です。次世代リーダー育成道場のプログラムを通して得られた貴重な経験を将来の夢の実現に役立てる日がきっとくるものと思っています。
 私たちは本日をもってこの道場を修了します。しかし、これはまだ人生の門出を踏み出す第一歩に過ぎません。この一年間で積んだ経験と自信を糧に、日本、そして世界で活躍するリーダーとなり、よりよい未来を創り出していきたいと思います。」

 全ての修了生に、一年間の留学を通して様々なことを学び、大きく成長した様子が見られました。

成果発表会

レポート写真02
 成果発表会では、修了生の代表者が発表を行いました。
 まず、3名の修了生が、それぞれ「Grab my future through studying abroad」、「Importance of assertiveness」、「How to be Kiwi in NZ」と題した英語でのスピーチを行いました。
 続いて、3名の修了生が、個々のテーマで取り組んだゼミナール研究について、日本語又は英語で発表しました。3名はそれぞれ、「日本とニュージーランドの政治に対する意識の違い」、「日本とオーストラリアにおける演劇と教育の交わり」、「The Future of Japan’s Tourism Industry」という興味深いテーマを設定し、研究を通して分かったことや課題解決に向けた提言などを分かりやすく紹介していました。
レポート写真03
 最後は、10名の修了生が、留学先での学校生活やホームステイの様子、取り組んできたことを発表しました。 学校生活の発表では、オーストラリアやニュージーランドならではの科目や授業スタイルの違いやランチタイムなどが取り上げられました。 課外活動に関する発表では、バスケットボールやラグビーの活動に積極的に参加した体験が紹介され、ホームステイの発表では、自分のアイデンティティーを 守りつつも異文化に溶け込んでいく様子が紹介されました。最後に5名の修了生が、ニュージーランドのマオリ族の民族舞踊(ハカ)を披露しました。 迫力あるパフォーマンスに、会場が大いに沸きました。
 この修了式・成果発表会をもって、次世代リーダー育成道場第5期生Aコースのプログラムは全て修了しました。今後は、次世代リーダー育成道場の修了生として積極的な活動を期待しています。
レポート写真4
レポート写真5
Copyright © TOKYO METROPOLITAN BOARD OF EDUCATION All rights reserved.