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4月のレポート

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4月2日(日)

英語実践演習⑤(Bコース)
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 ウォームアップでは、好きな動物や趣味についてお互いに紹介し合いました。その後のディスカッションでは、「地球温暖化に対して何をすべきか」をテーマに討議しました。さらに、食糧問題・健康問題・貧困問題など温暖化以外の様々な地球規模の課題について意見を交換しました。教材に使用されている語句は、英検準1級や2級レベルのものも多く、講師の先生の説明をヒントに、活発な討議を行いました。

4月9日(日)午前

英語による講義①(Bコース)
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 留学中の現地校での授業を想定した、ネイティブの講師による授業を受けました。実施した教科は、「歴史」「数学」「生物」「美術」「英語」で、研修生はこのうち三つの講義を受講しました。講義内容のレベルは、中学校3年生から高校2年生が学習する程度でしたが、中には専門用語を含む難しい内容の講義もありました。
 「歴史」では、「カナダの有名建築家を称える」(グローブとメール特集2010年4月号)と題した叙事詩を題材に、クイズや議論をしました。英語の語いを学習し、歴史的出来事を背景に考えを深めました。「数学」では、代数について、FOILメソッドを用いた解き方を学びました。「生物」では、ペンギンの生態を通して、動物界の環境による進化について学習しました。「美術」では、多様な芸術作品を鑑賞し作品が表現していることについて考えを述べ合いました。「英語」では、「編集者への手紙」や「寿司」を題材にして、語い・文法の用法、ディスカッションの仕方を学習しました。
 英語による50分間の授業に不安そうにしていた研修生も、次第に応答する声が大きくなり、自己の考えや意見をしっかり話せるようになりました。改めて自己の考えや意見を積極的に表現することの大切さや、コミュニケーションの仕方を認識する機会になりました。

4月9日(日)午後

異文化理解オリエンテーション(Bコース)
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 留学開始まであと4か月、ホストファミリーや新たな友達とよりよいコミュニケーションがとれるよう、コミュニケーションの意味や手段、実践ポイントを改めて学習しました。キャッチボールなどの分かり易い例をあげて、言葉はもちろんのこと、身振りや手振り、表情や目線、適切な距離、身だしなみなどもコミュニケーションのうちであることを理解し、ペアになって良いコミュニケーション、悪いコミュニケーションの具体例を学びました。演習を通して、心地よいコミュニケーションとはどのようなものなのかを実感しました。
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渡航前オリエンテーション(Bコース)
 研修生は保護者の方と一緒に留学の心構えや準備について、プログラムガイドを使って説明を受けました。
 はじめに、ホームステイの心構えとして、食事、シャワーやホストファミリーとの外出についてなど、ケーススタディ形式で確認しました。 また、留学に向けた準備として、スーツケースのサイズ、ビザの発行、携行品(常備薬、パソコン、お金など)についての説明を聞きました。
 最後に、東京都教育委員会から留学中の規則や出発前の留学に係る申請や、帰国後の復学や単位認定について説明がありました。
 研修生は、留学への期待とともに、出発に向けた具体的な内容について学んだためか、少し緊張した様子でした。

4月23日(日)午前

英語による講義②(Bコース)
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 2回目の「英語による講義」では、歴史、生物、英語、美術、数学の5教科のうち、異なる2教科の模擬授業を受けました。美術の講義では、近現代の抽象画をいくつも鑑賞しながら、自分が感じたこと、考えたことを英語で述べ合い、講師の先生の問いかけに自分の考えを述べ、自身の芸術的感性を披露しました。研修生は、積極的に英語を駆使しながら議論に参加していました。
 また、教科以外の講義「リサーチ・プロジェクト」では、「ゼミナール研究」における各自の研究テーマを、ネイティブの先生に英語で説明するという形式で、ハードかつ楽しい英語のやり取りによる語学訓練に励みました。研修生は、留学中、現地で調査や研究を行う際、現地の学校の先生やクラスメート、あるいはホストファミリーに、自分の「リサーチ・プロジェクト」について説明したり、質問に答えたり、あるいは協力を要請したりします。
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4月23日(日)午後

ゼミナール④【アウトライン発表会】(Bコース)
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 研修生は8会場に分かれて、自己の研究テーマのアウトライン発表会を行いました。
 教育問題をはじめとして、健康問題、食生活、衣服と宗教との関わり、高速鉄道の将来について等、扱うテーマは多岐にわたりました。研修生自身が捉える現代社会の課題についてどのように調査・研究するかを、他の研修生を前に発表を行いました。
 発表を聞いた研修生からは、テーマに関する質問や疑問、指摘が多くなされ、意見交換をする中で、発表者自身が見通しを確かなものにしていくことができました。また、自己のテーマとは異なる発表を聞くことで、更に視野を広げることができたようです。広い視野と深い思考は、次代を担う研修生にとって、欠かすことのできない資質です。
 明確なテーマをもち、日本及び海外での調査・研究を通して研修生自身が成長していくことを期待しています。
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