3月のレポート
3月5日(日)
英語実践演習④(Bコース)
事前課題「紙の本と電子書籍」について、”Will books eventually be replaced by electronic media?”というエッセイを読み、各自の体験を踏まえ、それぞれの長所と短所を考察しディスカッションを行いました。紙の本の方が持ちやすく親近感がもてる、電子書籍は年中24時間いつでもワンクリックで買える便利さがある、などの意見を英語で述べ合いました。考えのまとめ方や、英語表現について、ネイティブ講師の先生からよきフィードバックを得ていました。
演習の後半では、国際交流サミットで発表する日本の伝統・文化の紹介のリハーサルをグループごとに行いました。各グループは、ファッション、新幹線、和菓子などを題材に選んでいました。ネイティブ講師の先生から、英語の表現だけでなく、発表時の体の動き、アイコンタクト、話すときの速度や声の大きさ、次の発表者への移行の仕方などについても、具体的で細かなアドバイスを受けることができました。
実践演習も3回目を数え、研修生は自信をもって積極的に英語を使って自己表現することができるようになっています。
国際交流サミット①(Bコース)
リストニア、ベナン、アルゼンチン、ブラジル、カメルーン、インド、インドネシア、ロシア、スリランカ、ウズベキスタン出身の日本で学ぶ13名の留学生講師と様々な考え方を共有するとともに、文化交流を行うことを目指した国際交流サミットを開催しました。
留学生講師による自国の文化や生活の特色の紹介の後、研修生が日本文化の紹介を行いました。祭り、折り紙、着物、和食、節分、茶道などについて、衣装や小道具などを用い、創意工夫を凝らした発表がありました。
続いてのグループディスカッションでは、「世界から見た日本文化」、「日本文化の力(ソフトパワー)を活用して世界をよりよく変えるためには」について、もったいない(5Rの法則)、正直、エコシステム、時間厳守、おもてなし、日本人のマナー、アニメーション、などの日本文化の力を挙げ、世界に貢献し、期待する変化とその理由について話し合いました。
研修生は、緊張しながらも留学生講師との4時間にも及ぶ英語でのプレゼンテーションやディスカッションを行い、日本文化に対する知識や理解、日本文化の興味・関心や捉え方の違い、新たな発見など、これからの留学先であるアメリカやカナダでの日本文化の発信や生活に役立てることができる国際交流サミットとなりました。
3月12日(日)
日本の歴史に関する学習③(Bコース)
第3回の「バブル経済、冷戦の終結、そして現在・未来へ」においては、「我が国の発展の様子や国際社会での役割を考えることを通して、現代日本社会と世界の特徴及び課題を自分の言葉で表現できるようにする。」ことを目標に学習が進められました。研修生は、この目標に沿った二つの事前課題についてグループ協議を行い、各歴史的事象について各自の考えをまとめて、認識を深めました。
全3回の学習を通して、確かな根拠に基づいて表現していくことを学びました。
ゼミナール③(Bコース)
第3回では、研究テーマについて、第2回でのグループ協議を踏まえて再考した点について説明をしました。練り直した研究テーマや方法等について、発表会に向けてのリハーサルをしました。質疑応答では、本番を想定した厳しい質問が飛び交ったり、アウトラインの内容や発表の仕方などについて、意見交換を行ったりしました。最後に、グループごとに代表が演壇に立ち、本番さながらの発表のデモンストレーションを行いました。
4月のアウトライン発表会では、更に磨きがかかった発表になることを期待します。