平成29年1月15日（日）、次世代リーダー育成道場第５期生Ａコースのオーストラリア・ニュージーランド留学の出発式とオリエンテーションを実施しました。

 研修生の家族、学校関係者など多くの方々が出席する中、教職員研修センター視聴覚ホールにて、出発式を挙行しました。

 東京都教育委員会からは、「英語実践演習やゼミナール研究、日本の伝統・文化に関する学習等を通して身に付けてきたことを留学先で生かしてほしい。」「様々な困難に直面したときは、周りの人に相談しながら乗り越えていくことができるはずである。」「高い志をもち続け、積み重ねてきた研修の成果や努力を自信にし、約1年間の留学生活に意欲的に取り組むことを期待している。」との激励の言葉が送られました。

 研修生代表の言葉では、保護者、学校関係者、東京都教育委員会への感謝の言葉とともに、「これまでの研修を通して留学に必要なことだけではなく、将来にかけて必要なことを学んできました。私たち研修生にとって、留学はゴールではありません。私たちは、留学を通して考え、身に付け、実践してきたことを帰国後の学校生活、将来の東京、日本、そして世界の中で活かすべく、自分の進路を切り拓いていきます。」と、留学に向けた決意を力強く述べました。

 留学先別に呼名された研修生全員の表情からは、これから始まる留学への期待と希望が溢れていました。

 出発式に先立ち行われたオリエンテーションでは、ゼミナールの班ごとに分かれ、これまでの研修を振り返るとともに留学の目標を「自分への手紙」に託しました。この「自分への手紙」は、留学を終えた１年後に開封します。また、約半年間の研修を共にした仲間同士で自分の決意を述べ合いました。研修生は、これまで支えてくれた多くの人への感謝の気持ちや、新しいことに挑戦する楽しみ、異文化や新しい出会いの中でどれだけできるかという自分への期待など、それぞれの思いを話しました。

 国内での全ての事前研修が終了し、オーストラリアに留学する研修生60名は1月20日（金）に、ニュージーランドに留学する研修生40名は1月26日(木)に成田空港を出発します。