修了式・成果発表会(Bコース)
アメリカ合衆国での約11か月の留学を終えて帰国した第4期生Bコースの修了式及び成果報告発表会を挙行しました。
修了式
7月9日(日)、第4期Bコース研修生98名の修了式・成果発表会が行われ、多くの研修生保護者及び学校関係者が参列されました。
研修生たちは平成27年7月に次世代リーダー育成道場に入校し、国内での事前研修の後、平成28年8月から約11か月、アメリカ合衆国のアリゾナ州とミシガン州とに分かれて留学し、平成29年6月に帰国したばかりです。
東京都教育委員会から修了証を受け取る研修生は、それぞれ人間として大きく成長した姿を見せていました。修了生代表は、「国を超え文化的背景が異なっていても、喜びや感動を共有する仲間に国境はない、ということを身をもって知ることができました。」「約11か月の留学を終え、以前にも増して日本という国が好きになりました。」と留学体験を述べ、「日本の素晴らしさを世界に広め、日本・東京の発展や、国際貢献につなげるという目標に向かって努力していきます。」と決意を新たにしました。
成果発表会
成果発表会では研修生たちが、研修の成果や留学生活の様子を発表しました。
まず、代表3名の英語によるスピーチが行われました。発表者は、「新たな視点」、「貴重な体験」、「挑戦して変わった自分」というタイトルで、留学中での発見や気付きについて、写真と共に発表しました。堂々と英語でスピーチする姿に11か月間に及ぶ留学の成果をみることができました。
次に、代表3名の日本語と英語による「ゼミナール研究発表」が行われました。日本語による発表では、「日本の伝統文化―和紙の魅力を伝えるために―」と、「日米におけるコミュニケーションの差」と題し、また、英語による発表は、「How do American and Japanese schools develop a sense of belonging amongst the students」と題したものでした。調査・研究に基づき、広い視野で物事を分析した提言がなされました。
最後に、アリゾナ州の留学生代表9名と、ミシガン州の留学生代表10名が、それぞれの学校生活やホームステイの様子を寸劇や呼びかけなどを交えて報告しました。
成果発表会後は、研修生全員が各ゼミナール研究の担当専門員から、第4期生Bコースの研修の記録を受け取り、これまでの次世代リーダー育成道場での取組を振り返りました。
この修了式をもって、次世代リーダー育成道場第4期生Bコースのプログラムは全て終了しました。今後は、次世代リーダー育成道場の修了生としての益々の活躍を期待しています。