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修了式・成果発表会(Aコース)

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 平成29年1月8日、第4期生Aコースの修了式及び成果発表会を挙行しました。

修了式

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 約1年半の育成道場での研修を終え、修了生一人一人が東京都教育委員会から修了証を受け取りました。教育庁教育監からは、「次世代リーダー育成道場修了生としての自覚と誇りをもち、積極的に地域や社会とかかわり、貢献するとともに、夢や理想を諦めることなく、チャレンジをしてほしい。」と、今後の活躍を期待する言葉がありました。
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 修了生代表の言葉では、留学プログラムの一環として、オーストラリアの難民の方々と意見交換をする機会があったことを述べた上で、「自分が知らなかった多様な問題に触れ、考え、議論することで、世界の情勢に興味をもち、もっと視野を広げて世界のあらゆる問題を見ていこうと考えるようになりました。私は将来、外交官になって、海外の大使館で日本の代表として一生懸命働き、このような難民問題や、領土問題のような多くの問題について交渉したり、解決策を考えたりする国際人になりたいです。そのために、英語以外の他言語も勉強し、コミュニケーション能力を向上させるとともに、世界の問題を勉強していきたいと思います。」と、将来への展望について力強く話していました。

成果発表会

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 成果発表会では、修了生の代表者が発表を行いました。
 まず、8名の修了生が、留学生活の中で「自分が変わった瞬間」について、発表しました。ある修了生は、食料や水を全て持参してホストファミリーとキャンプに行った際、そこで見た夕陽に感動し、大自然の恵みや資源の大切さを実感したことを紹介しました。また、別の修了生は、知っている人が一人もいなかったスポーツ大会で、勇気を出して初対面の人に話しかけたときのことを話していました。
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 次に、3名の修了生が、それぞれ「My Challenge」(挑戦)、「My Wider point of View」(より広い視点)、「The Interpreter」(通訳)と題した英語でのスピーチを行いました。「My Challenge」の発表者は、留学中に日本で起きた熊本地震について授業でスピーチをしたことや、クラスの仲間とともに熊本市に応援メッセージを送ったことなど、勇気を出して挑戦したことを紹介しました。
 続いて、3名の修了生が、個々のテーマで取り組んだゼミナール研究について、日本語または英語で発表しました。3名はそれぞれ、「日豪の歴史授業における、太平洋戦争に関する学習の違い」、「肥育ホルモン剤の安全性」、「日本とオーストラリアの児童福祉システムとサービス」という興味深いテーマを設定し、調査を通して分かったことや課題解決に向けた提言などを分かりやすく紹介し、聴衆を引き込みました。
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 最後は、13名の修了生が、留学先での学校生活や課外活動の様子を発表しました。学校生活については、オーストラリアならではの科目や授業スタイルの違いなどが取り上げられました。課外活動については、まず、留学生による音楽コンサートを企画・運営した修了生が、ピアノ演奏を披露しました。次に、オーストラリアならではのスポーツであるオーストラリアンフットボールとネットボールで活躍した修了生が、実演しながらルールやゲームの楽しさを紹介しました。水泳で活躍した修了生は、手にしたメダルを見せながら練習の様子を語りました。最後に、チアリーディングで全国大会に出場した修了生が、華麗なパフォーマンスを披露し、会場を大いに沸かせました。
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 この修了式・成果発表会をもって、次世代リーダー育成道場第4期生Aコースのプログラムは全て修了しました。今後は、次世代リーダー育成道場の修了生として積極的な活動を期待しています。
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