異文化理解に関するオリエンテーション(Bコース)
3月6日(日)の午前は研修生を対象に、午後は研修生と保護者を対象にオリエンテーションを行いました。
【異文化理解に関するオリエンテーション(研修生対象)】
まず、実際にアメリカ合衆国で留学生に支援を行っている現地団体の方から、アメリカ合衆国の高校や教育制度、研修生が留学を予定しているアリゾナ州とミシガン州の地域の特色等について、英語で説明を受けました。
その後、多くの留学生が留学先で直面した困難に関する事例をもとに、3~5人の小グループでケーススタディ(事例研究)を行いました。ケーススタディでは、「学校の先生の話す英語のスピードが早くて、宿題が聞き取れなかった。」「学校が始まってしばらく経っても、仲の良い友人ができない。」「ホストファミリーが様々なところに連れて行ってくれるが、自分の興味のない活動にも参加しなければならない時がある。」などについて、グループで解決策を考えて発表しました。研修生たちは、今までに経験したことがない事例を前に、戸惑いながらも周りの研修生とディスカッションを行い、アイディアを出し合っていました。
また、現地団体の方からの「アメリカ合衆国では、質問をすることがとても大事です。分からないことがあったら、あとで聞くのではなくすぐに質問しましょう。」と励まされたことを受けて、午前中の最後に、「何か質問はありますか。」と聞かれた際には、数名の研修生が意欲的に英語で質問をしました。
午後は、保護者の方にも加わっていただき、アメリカ合衆国の高校生活や留学に際して守るべきルール・マナー、所属校への手続き、ビザの申請手続き等、留学するまでに準備することや心構えについて、担当者から説明を受けました。
昨年の7月に入校した第四期生Bコースの研修生は、あと5か月でアメリカ合衆国に留学します。今回のオリエンテーションを通じて、留学までに準備しなければならないことを改めて認識し、気持ちを引き締め、事前研修や学校生活を送ることを期待しています。