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Aコースの到着オリエンテーション(南オーストラリア州)

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 第四期生Aコースの研修生は、1月28日(木)に成田国際空港からオーストラリアに出発し、ブリスベンでビクトリアに留学するグループと南オーストラリア州に留学するグループに分かれました。それぞれ、29日(金)の昼前後に到着オリエンテーションの会場に到着しました。
<南オーストラリア州>(アデレードと日本の時差:1時間30分(サマータイム時))
 アデレード市内のTAFE SA Regencyで2泊3日の到着オリエンテーションを行いました。
〇1月29日(金)
 アデレード空港で集合写真を撮ったのち、アボリジニカルチャーを紹介している博物館「TANDANYA」を訪問しました。アボリジニの言語が推定約200以上あることや音楽やダンスに加えて物語を語り継いでいくことが文化の一つであることなどを職員の方にお話しいただきました。また、ディジュリィドゥの音色がその音程やリズムによって様々な意味をもっていることを学んだ上で演奏を聞き、研修生たちはオーストラリアの文化に一層興味をもち、演奏のあとに質問にいく研修生の姿も見られました。その後、バスから市内の車窓を楽しみました。
 夕食後は、研修生同士がお互いをもっと知るためのアクティビティを英語で行いました。
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 〇1月30日(土)
 南オーストラリア教育省 国際教育部長 Marilyn Sleathさんから、「リーダーシップの素質をオーストラリアでの生活で身に付けてください。」「多文化を体験することで皆さんが大きく成長するでしょう。」など、研修生に激励の言葉をいただきました。研修生の代表は、教育省の方々に感謝を述べるとともに、「実際にオーストラリアに到着し、全てが新しく自分がまるで映画の中にいるようです。」と今の気持ちを表現しました。そして「不安はあるけれど、様々なことに挑戦しベストを尽くします。」という決意を流暢な英語でスピーチしました。
 その後、現地校へ提出する書類などを各研修生が現地のスタッフに質問をしながら書き上げました。全ての説明が英語で行われることに最初は戸惑っている研修生もいましたが、次第に慣れ、英語の先生以外のネイティブスピーカーとの会話にも自信を付けていきました。
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 午後は、アデレード中心街のセントラルマーケットで昼食をかねて英語学習を行いました。「Name three types of unusual meats sold.」など、オーストラリアの食文化に関するワークシートに答えながら、研修生たちは見慣れない食材等をグループごとに興味深く見て回りました。(解答例:カンガルー、ワニ、エミュー)昼食後は、植物園を見学し日本には生息しない植物を観察するとともに、植物園や公園などで家族や友人とゆったりとした休日を過ごすライフスタイルを体験しました。
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レポート写真21 夕食後の英語学習では、オーストラリアの俗語を題材にクイズやロールプレイをしました。Barbie=Barbecue、Snag=Sausagesなどの会話の中で短縮される単語だけでなく、She’ll be apples. = Everything should be fine. などのフレーズも文脈の中で学び、研修生たちは翌日から始まるホストファミリーでの生活のどの場面で使えるかなどについて考えました。到着オリエンテーションの英語学習でお世話になった先生方に、感謝のスピーチを代表の研修生が行い、2日目を終えました。
 〇1月31日(日)
 到着オリエンテーションの最終日には、フェアウェルセレモニーが行われました。このオリエンテーションの運営を担当してくださった南オーストラリア教育省 国際教育ビジネスコーディネーター アンドレ ペトリロさんからは、「これから大変なこともあるけれども、それ以上に楽しいことがたくさんあります。」と激励の言葉をいただきました。東京都教職員研修センター研修部 坂本教喜 主任指導主事からは、研修生が東京都の代表であることを再確認し、さらに「ハイブリッド型のグローバル人材になってほしい」、「リーダーの資質の一つである人間的魅力を様々な経験から身に付けてほしい」と、力強いメッセージが述べられ、研修生たちの表情が一段と引き締まりました。最後は、研修生たちのアイディアで、全員が円陣を組み、新しい生活を始める自分たちへエールを送りました。到着オリエンテーションを通して、研修生同士の絆もさらに深まったと感じる瞬間でした。次に彼らが集合するのは、数か月後の特別プログラムの時になります。
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 時間よりも早く迎えのホストファミリーの方々が集まり始めました。研修生たちは、この日が来ることを心待ちにしていたものの、どこかで現実味を伴っていなかったことが現実になり、緊張が高まりました。一人一人名前が呼ばれ、ホストファミリーとの対面を行いました。誰かに言われたわけではない、自らの意志で「行く」ことを決めたオーストラリアの留学生活の第一歩を、それぞれが踏み出しました。
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 〇現地校での研修生の様子
 2月1日(月)から、南オーストラリア州の学校の新年度が始まりました。研修生たちは、各学校で他国からの留学生とともにオリエンテーションを受け、時間割の作成や制服の準備をコーディネーターとともにしていたり、早速授業に参加したりしていました。
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