ゼミナール⑤(Aコース)/日本の歴史学習(講義)
11月3日(火・祝)の午前は、Aコースの研修生を対象にゼミナール⑤が行われました。午後は、全研修生を対象に日本の歴史学習が行われました。
【ゼミナール⑤(Aコース)】
今回のゼミナール⑤は、研修生が8つのグループに分かれ、一人5分間で研究テーマの設定理由やこれまでに実施した調査、留学先で行う研究の方法、課題解決の方向性について発表しました。
発表後の質疑応答では、発表者に研究・調査方法に対する疑問を尋ねたり、研究内容に関する鋭い質問をしたりする研修生も多く見られました。また、互いにアドバイスシートを交換し、良かった点及び改善点を伝え合い、更に検討が必要なことや、研究内容が具体性に欠けていることに気付くなど、研修生たちは自分の研究を客観的に捉えることができました。今後、ゼミナール研究を留学先で継続して行い、最終報告書として一つの論文に仕上げます。
12月20日のフォーラム(公開プログラム)で、5人の研修生がゼミナール研究のプレゼンテーションを行います。
【日本の歴史学習(講義)】
今回の日本の歴史学習は、講師に日本大学文理学部教授 青木一能氏をお招きして、「国際社会の変容と日本~特に冷戦後のグローバリゼーションについて」をテーマに今日の国際情勢及びその歴史的背景を学びました。
講義終了後、研修生は4人ずつのグループに分かれ、「日本そして自分たちを取り巻く激しい変化の中で考え、大事にしていくべき事柄」について話し合いました。研修生からは「異なる文化を受容すること」や「コミュニケーション」等の意見があり、これからのグローバル社会で生きていくために必要な資質・能力について考える機会になりました。