日本の伝統・文化学習
11月1日(日)は、東京都教職員研修センター視聴覚ホールにて、全研修生を対象に日本の伝統芸能である狂言と能の研修が行われました。
今回は、京都からおいでいただいた専門家の方々(狂言は大蔵流、能は観世流)の御指導により、それぞれ講義を受けるとともにワークショップに参加しました。
ワークショップでは、狂言における笑いや泣き、能におけるすり足や悲しみ・喜びを表現する動作の作り方など、研修生全員が体を動かして、実践的に学びました。「本やテレビで得た知識だけでなく、自ら体験してみないと、狂言や能を海外の人に説明することなどできません。」という講師の方の言葉が印象的でした。
最後に、狂言「寝音曲」、能 仕舞「羽衣」「敦盛」を鑑賞しました。研修生からは「狂言がこんなに面白いとは思わなかった。」「同じ能面で様々な表情を表すことができることを知った。」等の感想があり、日本の伝統・文化をより身近に感じる良い機会になりました。