合同研修会
9月23日(水・祝)は、次世代リーダー育成道場第四期生と留学を終えて帰国した第二期生とが一同に会し、合同研修会を開催しました。
合同研修会は、海外留学又は海外で生活した経験のある方を招き、留学経験や海外での生活経験がその後の進学や就業等に与えた影響について話を聞くとともに意見交換を行うことで、海外留学や将来のビジョンをより明確にすることを目的に実施しています。
前半は、海外留学に関するセミナーを行いました。
第二期生対象の「海外大学進学セミナー」では、日本と海外の大学の受験の違いや海外の大学が留学生に求めるもの、出願までのスケジュールについて、講師の先生からお話いただきました。説明後は、架空の学校の入学審査官になったことを仮定して、求める人材の基準を設定し、求める人材の具体的なイメージや筆記試験、エッセイ課題、インタビューの内容を考えました。
第四期生対象の「海外留学を有意義にするために必要なこと」をテーマにしたセミナーでは、アメリカとオーストラリアの高校のカリキュラムについて、また、高校生活に対する心構えを講師よりお話いただきました。そして、留学先の架空の高校のカリキュラムをもとに時間割を作成するワークショップを通じて、留学先の高校で学習する内容のイメージの明確化を図りました。
後半は、海外留学を経験した方々5名のパネリストによるパネルディスカッションを行いました。パネリストからは「留学の理由」や「現在の仕事や活動で留学経験が生きていること」などのお話をいただきました。
その後、パネリスト5名に加え、海外で生活した経験のある方3名、セミナーの講師2名のブースがそれぞれ設けられ、グループ形式で話し合いをしました。今回は、修了生である第二期生のブースも設けられ、第四期生は留学の体験談や留学に向けた心構えを聞く貴重な機会になり、合同研修会終了後も第二期生に熱心に質問する第四期生が多く見られました。
今日の合同研修会を通じて、第二期生と第四期生の双方にとって、留学先における生活や将来のビジョンについて考える良い機会になりました。