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フォーラム

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【フォーラム】
 12月21日(日)には、研修成果発表の場であるフォーラムを開催しました。
 第一部では、株式会社ユーグレナ代表取締役 出雲 充氏を招き、基調講演をしていただきました。
 出雲氏からは、御自身が18歳の時にバングラデシュで見た貧困から、栄養問題に関心をもち、ユーグレナ設立の経緯やその過程における様々な支援者との出会いについてお話をいただきました。講演の中で、留学を間近に控えた研修生に対し、「社会に貢献できる仕事は誰でもできる。しかし、それにはきっかけが必要である。」と述べられ、留学を通しての人との出会いや気付きを大切にするようにとアドバイスしてくださいました。また、「考えているだけでは出会いはない。人生を変える人がいると信じて、留学に臨むことが結果を左右する。」と研修生に力強い激励をしていただきました。質疑応答の時間では、研修生の質問にも快く回答していただき、「英語は何とかなる。話が通じないのは声が小さいからである。普段から大きい声を出す訓練が必要である。」と御自身の経験を踏まえ、実践的なアドバイスもしていただきました。
 今回の講演は、研修生にとって、非常に有益な事前学習の場となりました。
 第二部のゼミナール発表会では、第三期生Aコースの研修生代表5人が、ゼミナール研究のアウトラインの発表を行いました。
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 テーマは、「環境問題」、「文化の継承」、「価値観の違い」、「自転車環境の日豪比較」、「各国の医療福祉の在り方」と多岐に渡っていました。国内で行った調査や留学先での研究の進め方について、プレゼンテーションソフトを用いて効果的に説明していました。
 第三部の成果報告会では、はじめに第三期生が、「英語研修」、「日本の歴史学習」、日本の伝統・文化」「講義」などの事前研修の成果について発表しました。
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 発表では、英語力や知識が身に付いたこと、臆せず自分の意見を言えるようになったこと、留学中の目標が明確になったことなどが述べられ、他の研修生たちも、うなずきながら聞いていました。また、英語のスキットを作って発表するなど、聴衆を引き付ける工夫も随所に見られました。
 次に、平成26年11月に帰国した第二期生Aコースの研修生が、「キャリア教育の在り方」、「少子化の現状」や「The Impact of the Tourism Industry in Outback, Australia」をテーマとして、現地で行った研究について発表しました。日本と留学先の国の現状を比較し、共通点や相違点を挙げて分析した研究や、現地でのインタビュー調査を基に、内容を深めた研究の発表が行われました。流暢な英語と、堂々たる態度での発表が行われ、留学の成果を感じさせるものとなりました。これから留学する第三期生たちに、大いなる刺激となりました。
 最後の座談会では、第一期生3名の修了生が、道場に応募した理由、留学先と日本の違いなどの話をしました。留学したからこそできる話の内容ばかりであり、第三期生の研修生たちにとって大変ためになる機会となりました。
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