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日本の歴史学習(Aコース)講義②

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【日本の歴史学習(Aコース)】
 第4回の歴史学習では、「高度経済成長の始まりから冷戦の終結、そして現在へ」をテーマに学習をしました。
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 はじめに、「高度経済成長によって私たちの生活がどのように変わったのか。」について、グループ協議を行い、「豊かさ」と「ひずみ」の両面から考えました。
 そして、「高度経済成長によって日本はどのように変わったのか。」ということについて、自分の考えを研修生同士で出し合いました。研修生たちは、GNPの変化や家電製品の普及、都市化、公害、石油危機、貿易摩擦などに触れながら、考えをまとめていました。
 最後に、冷戦の終結やデジタル社会、スマート社会の到来の中、我が国の国際関係がどのように変わり、また、日本は国際社会においてどのような役割が求められているのかについて協議をしました。研修生たちは日本の役割について、国際協調の平和外交や開発途上国への援助などに着目して考えていました。
 研修生は、グループ内及び全体の発表により、自分の考えを更に深めることができました。
【講義②】
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 第1部では、株式会社LIXILグループの取締役代表執行役社長兼CEOの藤森義明氏を講師にお招きして、「グローバルリーダーを目指して」というタイトルで、藤森氏御自身のアメリカ留学の経験や転職に挑戦したお話を交えながら、グローバル人材の資質等について、変革をキーワードにお話いただきました。
 また、留学は自分が今まで生きてきた環境、価値観や文化とは全く異なるところに身を置くことであり、今まで自分が見てこなかったものを見ることが大切であることや、自分の中にショックを与え、新しい自分を見いだすことが自己変革のプロセスにつながること、育ってきた環境、言語、宗教などの違いを認め、自分の主張も理解してもらった上で、新しい関係を築いていくことが大切であることなどを教えていただきました。
 第2部では、「希望の未来のリーダーを目指せ!」というタイトルで、公益社団法人日本ユネスコ協会連盟事務局次長兼広報・ファンドレイズ部部長の寺尾明人氏に御講演いただきました。世界各国で教育・文化の諸活動を通してユネスコ活動の推進に長年携わってきた寺尾氏からは、変革のために、経済だけでなく社会環境により平和で持続可能な社会を構築することが、国際社会の重要課題であることについて教えていただきました。また、2050年に社会の中核で活躍する研修生たちに向けて、留学へのチャレンジを通して希望の未来を拓くリーダーとして成長できるよう、心強い励ましの言葉をいただきました。理想の社会を自分でイメージしながら、仕事に就くことが大切であるというアドバイスもいただきました。
 二つの講演を通して、研修生それぞれが留学とその先の将来について改めて考え、次世代を担う人材として自覚する良い機会となりました。
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