日本の伝統・文化③(歌舞伎)
9月23日(火)は、日本の伝統・文化③が行われました。東銀座の歌舞伎座で「秀山祭九月大歌舞伎」昼の部を鑑賞しました。演目は時代物の「鬼一法眼三略巻(きいちほうげんさんりゃくのまき) 菊畑」と世話物狂言の「隅田川続俤(すみだがわごにちのおもかげ) 法界坊」でした。
研修生は、事前に歌舞伎について下調べをして臨みました。初めて鑑賞するという研修生も多く、役者が全て男性であること、華やかな衣装や化粧、花道や廻り舞台を効果的に使用したダイナミックな演出、役者が演技のクライマックスで「見えを切る」独特の表現方法等、全てが新鮮だったようです。また、客席から大向こう(おおむこう)さんが掛ける、大きな掛け声にも驚いていました。
能楽や文楽とともに重要無形文化財であり、ユネスコの無形文化遺産にも登録され、外国でも人気を博している歌舞伎の鑑賞を通して、日本の伝統・文化についての関心と理解をより深めることができました。