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次世代リーダー育成道場とは

講義 第二回目

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11月24日(日)は、各界で活躍する講師による講義 第2回目が行われ、研修生の他に一般の方にも御来場いただき、公開講義として開催されました。
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初めの基調講演は、ニュースキャスターとして御活躍されている安藤優子さんに「御自身の留学体験、経験を通して学んだこと、得たこと。その留学体験が現在のキャリアや人生にどのように生きているか。」をテーマに御講演いただきました。
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英語ができると自信をもって渡米した後、すぐに英語に対する自信を失い、毎日単語や人の名前や耳に入ってくるセンテンスなど、わからないことを一つ一つクリアにしていきながら英語力を身に付けていったことや留学先の学校のカウンセリングルームにあった「とにかく扉を叩いてごらん」という言葉が胸に残り、いつも意識して行動されていること、「自分がこの世の中でマジョリティではなく、マイノリティ(アメリカではアジア人の中の日本人)として生活する時間を味わったこと」により人に対する優しさをもてるようになったこと、「家族と離れて、家族のありがたさが分かったこと」などをお話いただきました。研修生は、皆、近い将来の自分の姿と重ね合わせて真剣に話を聞いていました。
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最後の質疑応答の時間には、多くの研修生が挙手し、積極的に思い思いの質問を安藤さんに投げかけていました。特に「英語」と「仕事」をどのように結びつけているかという点に興味をもった研修生が多くいたようです。
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第二部は、UNHCR(国連難民高等弁務官)駐日事務所 広報官 守屋由紀さんに「次世代のグローバル・リーダーに必要な資質~今、日本からできること~」というテーマで御講演いただきました。幼少期から様々な国に住んだ御経験や国連という国際舞台で活躍するにあたって必要な「アイデンティティ」や「ダイバーシティ(多様性)」を知ること・身に付けることの重要性、UNHCRの活動内容及び世界や日本国内の難民について詳しくお話していただきました。将来は国連のような国際機関で働きたいという目標をもつ多くの研修生にとってとても貴重なお話を聞く機会となり、最後の守屋さんに対する質問もかなり具体的なものが数多く出ました。「皆さんが留学されるアメリカ、オーストラリア、ニュージーランドはたくさんの移民や難民の方が住んでいます。是非そういう方々の生の声を聞いてきてください。そして日本に帰ってきてその経験を生かしていってください。」という守屋さんの最後の言葉がとても印象的でした。
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本日の講義は、研修生にとって大変刺激的な内容であり、来年の海外留学の体験を将来のキャリアにどのようにつなげていくかを考え始める良い機会となったようです。
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