サミット・国際交流活動
10月20日(日)は、サミット・国際交流活動を行いました。
日本国際交流振興会が受け入れている留学生(高校生)5名(5ヵ国)と早稲田大学、東京大学、上智大学、日本経済大学に留学している大学生・大学院生41名(22ヵ国)を招き、サミット・国際交流活動を実施しました。
今回は、通常の英語実践演習の2つの班で1つのグループ(10名)を構成し、各グループに留学生2~3名が入った形で活動を行いました。国際交流の前半は、研修生が各班で事前に準備した「江戸」に関するグループプレゼンテーションを行いました。研修生は、お互いに協力し合い、事前に一緒に練習したプレゼンテーションの内容を緊張しながらも精一杯発表しました。留学生の質問に対しても事前に調べて得た知識を活用し、一生懸命英語で説明していました。留学生にとっても、「江戸しぐさ」、「江戸のリサイクル社会」など江戸時代の文化に関する話題を初めて耳にし、学ぶことの多い機会になったようです。
後半は、班ごとに留学生とのグループディスカッションを行いました。「日本・日本人の強みと弱み」「日本の良いところ」など日本に関するテーマを話し合う場面と、研修生が事前に準備した様々なテーマを話し合う場面がありました。留学生の視点から見た日本や物事について聞き、文化や習慣が違うと物事のとらえ方が違うこと、人によって考え方が違うという事実に改めて気が付くなど、研修生にとって非常に有意義な時間となりました。
最後のまとめでは各自交流活動の感想・意見や今後の展望をチーム内で共有し、その後、挙手により、総勢250名の前で発表しました。
この3ヵ月間の様々な事前研修を通して、研修生がより積極的になり、自信がついてきていることが感じられました。留学生に積極的に英語で話しかけ、相手の意見に耳を傾け、自分の意見を言う姿は、国際感覚を身に付けるための第一歩です。研修生の更なる成長が楽しみです。