英語による講義①&日本の歴史学習(江戸博)
10月6日(日)は、英語による講義①と日本の歴史学習②が行われました。
午前と午後の半日ずつ、A・Bそれぞれのコース毎に二松学舎大学九段キャンパスにて英語による講義を受講した後、江戸東京博物館を見学しました。
英語による講義①は、研修生が留学中に現地で実際に受ける授業をより意識した模擬講義であり、メモの取り方や英語で積極的に発言することを学ぶために設定しています。当日は、外国人講師が講義を担当し、研修生はコース毎に10クラスに分かれ、1クラス10人編成で社会科学系の講義を2つずつ受講しました。
英語による講義は今回が第一回目ということもあり、1限目の前半は緊張した雰囲気のクラスもありましたが、時間が経つにつれ、笑顔が増え、講師の語りかけに積極的に応える姿が見られました。受講後の研修生からは、「講師の先生の言うことは理解できても、自分の言いたいことが英語で出てこなかった。留学するまでにもっと多くの表現を学んでいきたい。」といった感想が多く聞かれました。
日本の歴史学習②として訪問した江戸東京博物館では、小林統括指導主事(東京都教育庁指導部高等学校教育指導課)による江戸文化と現在の日本との関係についての講義を受講しました。その後、常設展示室で、ワークシートや教科書『江戸から東京へ』を活用し、江戸時代から戦後の昭和までの近代日本の歴史と文化を体験的に学びました。
「次世代リーダー育成道場」のプログラムに日本の歴史学習が組み込まれているのは、留学に行く前に日本の歴史や文化について理解を深め、日本人として誇りをもって海外での生活を送ってもらいたいという目的があります。今回の江戸東京博物館での学習は、日本の伝統・文化とその価値に対する理解を深める貴重な研修となりました。