まず、担当統括指導主事による国内事前研修と留学期間中の事柄などの紹介がありました。国内事前研修としては、国際交流プログラムをはじめとする英語研修や、各界のリーダーをお招きして行われた講義、日本の伝統・文化や先端技術に触れる見学・体験の話、グループに分かれて行ったディスカッションの内容等が紹介されました。また、留学期間中の事柄として、ホストファミリーとの対面から、ホスト校での様子、留学先国での特別プログラム等が紹介されました。そして、令和３年度の次世代リーダー育成道場の事業について、募集要項や選考、スケジュール等の説明をしました。

　次に、事務局の担当者から、留学予定先国であるオーストラリア、ニュージーランド、アメリカ、カナダの４カ国について、学期の区切り、派遣地域、必要な英語力、現地校の様子、ホームステイとは何か、サポート体制などについて説明がありました。その後、それぞれ４カ国の大使館職員から、自国への留学の魅力や安全に関わること、教育の水準、ＩＴの活用状況、多様性尊重等についてのプレゼンテーションがありました。

　最後に、次世代リーダー育成道場修了生によるトークセッションが行われ、３期生から６期生までの５ 名の修了生が、留学先国での特色ある授業の様子や日本との文化の違いなどを語り合い、これから留学を目指す都立高校生等へ「挑戦を恐れないこと」、「留学体験は一生もの」などのメッセージを伝えていました。